今泉佑唯、原点は欅坂46時代にあり “アザカワ演技”から芝居に対する向き合い方の変化までを語る

「いまこうやって高校生をできていることが嬉しい」

ーー連続ドラマ初主演を務めている美 少年の皆さんの印象はいかがですか?

今泉:この夏をみんなで楽しく撮影したいっていう思いが、美少年さんはすごく強くて。だから積極的に監督さんやスタッフさんだったり、私たちに話しかけて、場を盛り上げようとしてくださるので、この暑い夏を一緒に乗り越えられる気がすると思いました。それに、美 少年の皆さんは、いろんなお仕事と並行してドラマの撮影をされているんです。なのに、疲れた表情とかを全然見せなくて。私も4年ほど前グループ活動をしていたとき、ドラマの撮影と並行して音楽番組に出させていただいたり、いろんなお仕事を並行してやっていたんですが、どうしても疲れの方が勝ってしまって、周りを見れなかったので……。それを10代の若いうちからできている美 少年の皆さんはすごいなと思いました。尊敬しますし、すごく刺激を受けています。

ーー主演として現場を引っ張っていると。

今泉:それはすごく感じます。「疲れてませんか?」とか「大丈夫ですか?」と周りの方に聞いていて、気配りがすごいんです。普通にそれができるって当たり前のことではないので、すごいなと思います。10代の頃からそういうことができるなんて、いい大人になりますね(笑)。一方で、常に6人でわちゃわちゃしていたり、すごく楽しい雰囲気で撮影が進んでいます。皆さんも「本当の高校生のような期間を過ごしたい」って言ってくれていたんですが、それがものすごく伝わってきて嬉しいです。

ーー実際、この夏は本当の高校生のように過ごせていますか?

今泉:雨がすごい時期が続いていたので、外で撮るシーンは雨待ちが多かったんです。やっと晴れてきたタイミングで、美 少年さんが自転車をこぐシーンの撮影をしていて、そのときに、「うわぁ、すごい青春!」と思って。晴れた海をバックに自転車に乗っている彼らの姿を見て、こういう高校生活を過ごしたかったなと思いました。

ーー今泉さん自身の高校生活はどのようなものだったのでしょう?

今泉:私が通っていたのは専門学校だったので、全然高校生らしい高校生活を送れていなくて。制服も一応あるにはあったんですけど、みんな私服だったので、制服もあまり着たことがないし、国語や数学という授業もないし、文化祭や体育祭もありませんでした。そう思うと、いまこうやって高校生をできていることが嬉しいですね。

「グループにも恩返しができたら嬉しい」

ーー今泉さんはドラマや映画、舞台などで大活躍されているイメージなので、欅坂46卒業後、本格的に女優の仕事を始めてまだ2年も経っていないことに驚きました。

今泉:自分の中では、すごくゆっくりゆっくり時間が過ぎている感じがするんです。周りの方に「いろんな作品に出ていてすごいですね」って言っていただけるのはすごくありがたいんですけど、「え? そうですか?」という気持ちです。まだ全然ダメな部分もたくさんある中で、「なんかすみません……」ってすごく思います。

ーーとはいえ、経験は必ず力になってくると思うので、自ずと成長はしているのではないでしょうか?

今泉:舞台をやらせていただいてから、お芝居に対する向き合い方がすごく変わりました。いままで、ドラマや映画の撮影のときに、感情を出すのが結構苦手だったんです。でも、最初に出演させていただいた舞台『熱海殺人事件』が終わってから、泣くシーンがあったらわりとすぐ泣けるようになったり、感情が表に出やすくなりました。だから、いまは逆に涙もろくなっちゃって。台本に「泣く」って書いていないのに、1人でボロボロ泣いてるとかもあったりしますね(笑)。

ーーいろいろ経験されている中で、今後やりたいことや目標はありますか?

今泉:いっぱいありますね。残念ながら途中で中止になってしまいましたが、舞台『あずみ~戦国編~』で殺陣をやらせていただいたので、今後はアクションとかもやらせていただけたら嬉しいです。あと、「今後こうなっていきたいですね」というのを、マネージャーさんと表にして作ったり、話し合ったりするときに、「いつか朝ドラに出られたらいいね」という話もするんです。そうしたらグループにも恩返しができるとも思うので、それも夢のひとつですね。

ーーやっぱり今泉さんの原点はアイドル時代にあるわけですね。

今泉:そうですね。グループにも、応援してくださったファンの皆さんにも、スタッフの皆さんにも恩返しができたら嬉しいので、ひとつひとつ頑張っていけたらなと思います。

※岩崎大昇の崎は「たつさき」が正式表記。

■放送情報
『真夏の少年~19452020』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15~24:15放送(一部地域を除く)
出演:岩崎大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世、博多華丸、水野美紀、長谷川京子
脚本:樋口卓治ほか
監督:及川拓郎、竹園元(テレビ朝日)、小野浩司(MMJ)
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、森一季(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
(c)テレビ朝日・MMJ
公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/manatsunoshonen/

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