『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』インタビュー

井之脇海、薬剤師を演じて気づいた感謝の思い 「『ありがとう』が増えてくれたら」

瞬発力が要求されるドラマの現場

ーー公式サイトの羽倉のプロフィールには、「明るい笑顔の裏には、薬剤部のメンバーも知らない顔を持っている」という気になる一文もありました。羽倉の背景はこれから描かれていくのでしょうか?

井之脇:第4話で羽倉くんがなぜ薬剤師になったかの背景が描かれます。今ははっきりと言えないのですが、是非第4話を楽しみにしていください。チームの中ではくるみちゃん(西野七瀬)の次に若い立ち位置。仕事もなんとかこなせてはいるけど余裕がない。でも、現場を明るくしたい、皆と楽しくやりたいという思いもある。そこに羽倉くんの葛藤があります。表情や言葉には出ない、ちょっとした佇まいや雰囲気でそのニュアンスが出たらいいなと思って演じています。

ーー主演の石原さとみさんとは初共演です。間近で見た石原さんは?

井之脇:本当に美しくて……“実在”していたんだなと(笑)。役のことだけではなく、僕たちの衣装も石原さんがデザインに関わっていることが象徴的なように、ドラマ全体のことをすごく考えていらっしゃる方です。作品の真ん中にドンと構えていただいているので、僕ももっともっと勉強しないとと刺激をいただきました。すごく引っ張っていただいています。

ーー井之脇さんは映画・ドラマと幅広く活躍されていますが、ドラマならではの現場の魅力はどんなところにあるでしょうか。

井之脇:ドラマはどうしてもスケジュールがタイトなので、瞬発力といいますか、一瞬で皆の集中力が繋がって作る場面が多いんです。映画は1日数シーンしか取らないことがあります。それはそれで普段から関係を築いてじっくり作れるという面もあり、演じる上でもそれぞれの面白さと難しさがあります。

ーー最後に、今後の『アンサング・シンデレラ』の見どころを教えてください。

井之脇:最初からチームにいる薬剤部メンバーは仲が良いですが、くるみちゃんが入ったことによって、チームの関係性に変化が起きたり、新たな魅力に気づいたり、距離感が第1話とは変化していくと思います。薬剤部の面々、患者さんとの関係性など、人と人との繋がりがどう生まれていくか、変化していくか、その点に注目していただければと思います。

■放送情報
木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:石原さとみ、西野七瀬、成田凌、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂、真矢ミキ、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん、田中圭
原作:『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』荒井ママレ/医療原案:富野浩充(『月刊コミックゼノン』連載/コアミックス)
脚本:黒岩勉
プロデュース:野田悠介
演出:田中亮
制作・著作:フジテレビ第一制作室
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/
公式Twitter:@unsung2020

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