余命宣告を受けたジョニー・デップが自暴自棄に 『グッバイ、リチャード!』予告編公開

 8月21日公開のジョニー・デップ主演映画『グッバイ、リチャード!』より、予告編が公開された。

 本作は、余命180日の崖っぷち男が、人生の愛おしさを見つける模様を描いた人間ドラマ。大学教授のリチャードは突然、余命180日の宣告を告げられる。博学でエレガント、真面目な夫として美しい妻と素直な娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずの人生は一変。リチャードは残りの人生を自分のために謳歌しようと決心し、やりたい放題の生活を始めるが……。

 主人公リチャードを初主演映画『クライ・ベイビー』の公開から30年を迎えたデップが演じる。共演には、『ゾンビランド:ダブルタップ』のゾーイ・ドゥイッチ、『ワンダーウーマン』のダニー・ヒューストンらが名を連ね、第82回アカデミー賞6部門受賞作『ハート・ロッカー』を手がけたグレッグ・シャピロがプロデューサーを担当。『グッバイ、ケイティ』のウェイン・ロバーツがメガホンを取った。 

ジョニー・デップ主演『グッバイ、リチャード!』予告編

 公開された予告編は、デップ演じるリチャードが突然の余命宣告を受けるシーンから始まる。自暴自棄になったリチャードは、背広のまま池にダイブしたり、授業を放棄し「マリファナの売人がいたら是非紹介してくれ」と生徒に呼びかける始末。妻の浮気が発覚しても「その代わり俺も自由にさせてもらう」と酒やナンパを楽しみ、残された時間をありのまま楽しむことを決意する。しかし、やがて自らの“終わりの日”を意識し始めたリチャードが、娘を抱きしめ、生徒に人生の教えを説くなど人生の愛おしさに気づいていく様子が描かれている。

 デップは「さよならを言うのはいつでも醜く、とても悲しいことだ。そんななか、尊厳を保ちつつ、ユーモアを忘れない、究極のさよならを描いている」と、本作の脚本に惹かれた理由を語っている。

■公開情報
『グッバイ、リチャード!』
8月21日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
出演:ジョニー・デップ、ローズマリー・デウィット、ダニー・ヒューストン、ゾーイ・ドゥイッチ、ロン・リビングストン、オデッサ・ヤング
監督・脚本:ウェイン・ロバーツ
配給:キノフィルムズ
配給協力:REGENTS
2018年/アメリカ/英語/カラー/FLAT/5.1ch/91分/原題:The Professor/日本語字幕:川又勝利/R15+
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