ティモシー・シャラメらによるすれ違いの恋模様 『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』予告編

 7月3日公開のウディ・アレン監督最新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 『マンハッタン』『アニー・ホール』『カフェ・ソサエティ』『女と男の観覧車』などニューヨークを舞台に数々の作品を発表してきたアレン監督が手がけた本作は、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスらが共演を果たした、ニューヨークの街で運命のいたずらに翻弄される男女のロマンチック・コメディ。

 2018年に北米公開予定だったが、#MeToo運動の渦中で、アレン監督による、養女ディラン・ファローへの性的虐待疑惑で公開中止に追い込まれた。だが、2019年初夏のポーランドでの公開を皮切りに、ヨーロッパを中心に公開され、このたび日本でも公開される運びとなった。

 公開されたポスタービジュアルでは、シャラメ演じる生粋のニューヨーカー・ギャツビー、ファニング演じるアリゾナ出身の無垢なガールフレンドのアシュレー、ゴメス演じるストレートな物言いの知的な女性・チャンの姿が、それぞれ傘の形で切り取られ、「うつり気な恋の空模様にご用心」というコピーが添えられている。

映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』予告編

 予告編では、小さなヤードレー大学に通うギャツビーとその恋人アシュレーが、大学の課題で、マンハッタンにいる有名な映画監督ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)にインタビューできることを喜ぶシーンから始まる。アシュレーは約束をそっちのけで、取材に熱が入り、売れっ子脚本家のテッド・ダヴィドフ(ジュード・ロウ)や超人気スターのフランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)ら、¥映画業界の大物たちと出会い、舞い上がっていく。一方のギャツビーも、学生映画を撮影中の旧友に遭遇し、急遽エキストラとして参加。元恋人の妹チャン(セレーナ・ゴメス)とキスしてしまうことに。さらに、アシュレーがヴェガの新しい“恋人”というスクープを目にしてしまい、落ち込む様子が描かれている。

■公開情報
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』     
7月3日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメス、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー
提供:バップ、シネマライズ、ロングライド
配給:ロングライド
2019年/アメリカ/英語/92分/ユニビジウム/カラー/5.1ch/原題:A Rainy Day in New York/日本語字幕:古田由紀子
Photography by Jessica Miglio (c)2019 Gravier Productions, Inc.
(c)2019 Gravier Productions, Inc.
公式サイト: https://longride.jp/rdiny

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