関ジャニ∞ 横山裕、ジャニーズWEST 重岡大毅ら、ドラマで魅せる「後輩感」が演技の鍵?

 2020年の冬ドラマがスタートして約1カ月半経った。『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』(フジテレビ系)の関ジャニ∞・横山裕、『やめるときも、すこやかなるときも』(日本テレビ系)のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔とA.B.C-Z・五関晃一、『10の秘密』(カンテレ・フジテレビ系)のSixTONES・松村北斗、『知らなくていいコト』(日本テレビ系)のジャニーズWEST・重岡大毅、『僕はどこから』(テレビ東京系)のHey! Say! JUMP・中島裕翔など、今期も多くのジャニーズメンバーが出演している。これまでも数々のジャニーズメンバーがドラマ出演してきたが、そのほとんどで「主人公感」が重視されていたように思う。

 例えば、木村拓哉などは最たる例で、嵐・松本潤や山下智久、中堅で言えばHey! Say! JUMP・山田涼介などもそれに追随しているだろう。昨今ではKing & Prince・平野紫耀などもそうだろう。しかし昨今、徐々に作品におけるジャニーズメンバーのポジションが広がりを見せているように感じる。

 そのキーワードとなりそうなのが「後輩感」。例えば、『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』で横山が演じている山内徹は、もともと桜木泉(上戸彩)の年上後輩。ぶっきらぼうながらも熱い面を持つという、泉とは対照的な性格であった。だが、泉には絶対的な信頼を寄せている様子が見てとれる。そもそも未然犯罪潜入捜査班に配属されたのも、泉の失踪を捜査しようとしなかった上司を殴ってしまったからである。そして、ミハンに配属されてシリーズが変わった後も、山内の「後輩感」の象徴とも言うべき熱さは変わらない。横山は他の作品では飄々としたクールな役を演じることが少なくないが、同作においては真逆の空気を纏い、熱演を見せてくれている。

 『知らなくていいコト』の重岡もそうだ。重岡演じる野中春樹は、真壁ケイト(吉高由里子)の「後輩今カレ」。第1話の頃はケイトにしっぽを振るような、かわいい年下彼氏的様子も見られた。2月19日放送の第7話ではケイトへの歪んだ感情が故に完全にダークサイドに堕ちてしまったが、それでもその感情の中にはケイトへの好意や尊敬の念が少なからずあるはずである。今期以外でも『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)ではNEWS・増田貴久が主人公を「兄貴」と呼んで慕うバディ役を演じるなど、「後輩感」がキーワードになる役を演じるメンバーが増えてきているのだ。