大林宣彦監督作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』豪華キャスト登場の予告編 公開日は4月10日に
大林宣彦監督最新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』の公開日が4月10日に決定。あわせて予告編が公開された。
本作は、尾道にある海辺の映画館を舞台にした大林版“ニュー・シネマ・パラダイス”。尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が閉館を迎え、日本の戦争映画特集を観ていた若者3人は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。戊辰戦争、日中戦争、沖縄戦、そして原爆投下前夜の広島へ。そこで出会ったのは移動劇団「桜隊」。歴史上では原爆の犠牲になった「桜隊」の未来を変えるため、戦争を知らない3人の若者は、歴史を変えようと奔走する。
厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦が3人の若者を演じるほか、吉田玲(新人) 、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子らがキャストに名を連ねる。
このたび公開された予告編では、戦争を知らない3人の若者が映画の世界にタイムリープし、移動劇団「桜隊」を救うために奔走する姿が映し出される。さらに、榎本健一「武器ウギ<無茶坊弁慶>」を武田鉄矢がカバーした主題歌にのせて、大林監督の“映画への情熱”と“平和への思い”に賛同し集結した、小林稔侍、高橋幸宏、尾美としのり、武田鉄矢、南原清隆、片岡鶴太郎、柄本時生、稲垣吾郎、蛭子能収、浅野忠信、伊藤歩、中江有里、笹野高史、満島真之介、渡辺えり、窪塚俊介、長塚圭史らが次々と登場。映像の最後は、山田洋次監督の「とにかくおもしろい。大林監督と病気を闘いながら、前作『花筐/HANAGATAMI』を上まわる作品を作られたことに、とても勇気づけられました」というメッセージで締め括られている。
■公開情報
『海辺の映画館―キネマの玉手箱』
4月10日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本・編集:大林宣彦
脚本:内藤忠司、小中和哉
出演:厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲(新人) 、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子ほか
配給:アスミック・エース
(c)2020「海辺の映画館ーキネマの玉手箱」製作委員会/PSC