柴咲コウ、世界的オペラ歌手役で朝ドラ『エール』出演決定 「良きエッセンスを加えられれば」

 3月30日より放送される連続テレビ小説『エール』に、柴咲コウが出演することが決定した。

 NHK連続テレビ小説102作目となる本作は、昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田正孝)とその妻・関内音(二階堂ふみ)の物語。2人は福島、そして愛知に生まれ、遠い距離を乗り越えて愛を育んでいく。

 柴咲が演じるのは、世界的に活躍するオペラ歌手・双浦環(ふたうら・たまき)。幼少期の音は、環との出会いをきっかけに、プロの歌手を目指す。環はのちに、音と裕一に多大な影響を与える存在となる。

 出演決定にともない、柴咲、窪田、二階堂、制作統括の土屋勝裕より、下記のコメントが寄せられた。

 また、本日13時より、『エール』公式サイトがオープンされている。

コメント

柴咲コウ(双浦環役)

毎朝を盛り上げてくれる連続テレビ小説。2020年、日本の節目ともなるであろうこのオリンピックイヤーの中で「音楽」に集う人々が織りなす世界。今回主人公たちと接点を持つ重要な役どころ【双浦環】として出演できることになりとても光栄です。今回の役はオペラ歌手として、そして一人の女性として、あまりにも学ぶべきことが多く、自分の活動や生活においても財産となりうるような経験をさせていただいております。真心と初心を忘れず、撮影スタッフ様たちと限られた時間の中で最高のものを作り出せるよう努めたい所存です。この役を通じて物語に良きエッセンスを加えられればと存じます。

窪田正孝(古山裕一役)

今回柴咲さんと10年以上の時を経て、
再共演を果たすことができて本当に光栄です。
絶世の美女であり世界の歌姫。
双浦環役は柴咲さんにしかできないと強く感じました。
現場でどんな環さんに出会えるのか、今から楽しみでなりません。

二階堂ふみ(関内音役)

柴咲さんと現場でご一緒させて頂けて幸せを感じております。
運命的な出会い。美しく、強い環さんに大きな影響を受け、音は更に音楽の世界にのめり込んでいきます。
一俳優部として、音として、柴咲さん演じる環さんを精一杯感じていきたいです。

土屋勝裕(制作統括)

幼い音は教会で双浦環の歌を聴き、歌手を目指す決意をします。そして、のちに裕一と音の人生の転機に深く関わっていくことになります。世界的に活躍する双浦環は、裕一と音にとって憧れであり、目指すべき人でした。そんな双浦環を演じる女優さんは、カリスマ的なオーラをまとい人々を歌で魅了する力がなければならない。柴咲コウさんの芝居力、歌の力、そしてカリスマ的な存在感がまさに双浦環役に相応しいと考えオファーさせていただきました。

■放送情報
連続テレビ小説『エール』
NHK総合にて、3月30日(月)より放送開始
出演:窪田正孝、二階堂ふみ、唐沢寿明、菊池桃子、佐久本宝、風間杜夫、山崎育三郎、中村蒼、森山直太朗、薬師丸ひろ子、光石研、松井玲奈、森七菜、古川雄大、平田満、柴咲コウほか
制作統括:土屋勝裕
プロデューサー:小西千栄子、小林泰子、土居美希
演出:吉田照幸、松園武大ほか
写真提供=NHK
公式サイト:https://www.nhk.or.jp/yell/

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