『恋はつづくよどこまでも』インタビュー

佐藤健が考える“自分を見失わない”仕事のやり方 「ベストな道が見つかるまで考える」

「みんなと仲良くなろうと、好きな食べ物ランキングを……」


――番組の発表会見で、「七瀬のように笑顔にさせてくれる女性が好き」とおっしゃっていましたが、実際に演じてみてさらに魅力を感じましたか?

佐藤:そうですね。見ていて面白い子は、やっぱり素敵だなって思います。面白いっていうか、笑えるし、元気になるというか。今回演じてて思うのは、あんなふうに真正面から「好き好き」と言われるのは、悪い気はしないし、むしろうれしいです。さらに、自分に釣り合おうと頑張る姿も非常に可愛らしいですよね。

――撮影現場の様子はいかがですか? 共演者のみなさんとは、どんなお話を?

佐藤:僕、基本的に七瀬と2人のシーンがほとんどなので、早く他の共演者のみんなと打ち解けたいとは思ってるのですが、自分からガツガツいくタイプではないので、ちょっと時間がかかってますね。この前も、仲良くなろうと思って、「好きな食べ物ランキングを決めようよ」と話したんですが、それが1週間くらい続いちゃって。ベスト3を発表したんですけど、次の日になると「あ、やっぱり訂正します」って……。

――ちなみに、そのときにどんなベスト3を発表されたんですか?

佐藤:僕の1位はお寿司。コハダです、僕は。

――シブい! そうなると2位、3位も気になります。

佐藤:2位はウナギってことで話がついたので、あのときは。でも、今はちょっと違うかな。お米ですかね。白米。で、3位はおにぎりです。

――1から3位まで、全部お米っちゃお米ですよ!(笑)。

佐藤:(笑)。

――おにぎりの具では?

佐藤:本当に塩だけでも純粋に好きですし。あとは辛子明太子とツナマヨ。

――なるほど。確かに盛り上がりますね、好きな食べ物ランキング。

佐藤:そうなんですよ。地味に1週間かかるくらい難しいことをしていたんです。納得でしょ?(笑)。仲良くなるには、相手のことを知ることからと思ったんですけど、意外と深くて。

――でも、食べることって基本ですからね。

佐藤:こういう仕事をしていると、特にそうなんですよね。現場に入って、気分転換できるのは食事ぐらいだったりするので。なので、このランキングは、ずっと突き詰められます(笑)。

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