『ソン・ランの響き』2020年2月公開決定 ベトナムで孤独な2人の男が出会う特報映像も
映画『ソン・ランの響き』が2020年2月22日より新宿K’s cinemaほかにて全国順次公開されることが決定。あわせて、特報映像とポスタービジュアル、場面写真が公開された。
1980年代のサイゴン(現・ホーチミン市)にて、借金の取り立て屋ユンは、カイルオンの花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。やがてこれまで感じたことのない気持ちを抱き始めた2人は、 翌日の再会を約束し別れる。しかし、ユンが過去に犯したある出来事をきっかけに、ふたりの物語は悲劇的な結末へと突き進んでいく。
本作がデビュー作ながら第31回東京国際映画祭にてジェムストーン賞(新人俳優賞)を受賞したリエン・ビン・ファットがユンを演じ、ベトナムのアイドルグループ365dabandの元メンバーであるアイザックがリン・フン役を務めた。本作が長編監督デビューとなるレオン・レがメガホンを取り、ハリウッドで女優として活動し、起業家としても活躍するゴ・タイン・バンがプロデューサーを務めている。
公開されたポスタービジュアルでは、部屋の窓辺で肩を寄せ合うユンとリン・フンの姿が切り取られ、場面写真では、2人が屋上で夜空を見上げる姿やリン・フンが楽器を演奏する様子が写し出されている。
特報映像では、ユンとリン・フンの出会いやリン・フンがカイルオンを披露する姿が捉えられている。
■公開情報
『ソン・ランの響き』
2020年2月22日(土)より、新宿K’s cinemaほか全国順次公開
監督:レオン・レ
出演:リエン・ビン・ファット、アイザック スアン・ヒエップ
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
2018年/ベトナム/102分
(c)STUDIO68