『惡の華』再編集したロングバージョンが2020年1月配信へ 押見修造「より漫画に近い手触り」

 伊藤健太郎と玉城ティナが共演した映画『惡の華』が、フッテージを加え再編集した『惡の華+』として2020年1月21日より、ひかりTVにて独占先行デジタル配信されることが決定。あわせて、原作者の押見修造、井口昇監督よりコメントが寄せられた。

※『惡の華』Blu-ray&DVD豪華版 原作者押見修造描き下ろし三方背BOX表1画像

 『惡の華』は、『別冊少年マガジン』に2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」オトコ編の10位にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされた押見の同名コミックを実写映画化したもの。

 鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描いた本作。中学2年生、思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、そのことを秘密にする代わりに彼女との“契約”を持ちかけられる主人公・春日高男役で伊藤が主演を務めた。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村を演じるのは、玉城ティナ。また、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、数百人以上のオーディションを経て秋田汐梨が抜擢された。そして、高校時代に春日と交流を深める常磐文役を、飯豊まりえが務める。

 『惡の華+』は、劇場版で使用されなかったフッテージを復活させ、新たに再編集したもう一つの『惡の華』。今回追加されたフッテージは6シーンと30カット。さらにラストシーンも変更され、上映時間は劇場版より14分長い141分となっている。

 また、『惡の華』のBlu-ray&DVDが、豪華版、通常版の2形態で2020年3月3日に発売されることも決定。豪華版は、押見描き下ろしの三方背BOX&デジスタック仕様で、本編のほか、『惡の華+』、伊藤健太郎×玉城ティナ×井口昇監督によるビジュアルコメンタリーやメイキングなどの映像特典を収録した4枚組に。さらに、先着予約・購入者特典として、「ミニクリアファイル(A5サイズ)」が付与される。

コメント

押見修造(原作者)

公開版にはヒリヒリとした初期衝動の激しさを強く感じましたが、こちらのバージョンにはよりじっとりとした体温と哀切を感じました。いくつかの重要なシーンが付け加えられて、より漫画に近い手触りで。最後、物語全体がひっくり返る瞬間が待っています……!

井口昇(監督)

この「+」バージョンは、カットされた場面を復活させただけではありません。映画館で観るテンポとリズムを重視して編集したものが「劇場版」だとしたら、「+」バージョンはより登場人物の心理とその変化の過程をじっくり追ったタッチへ細かく変えております。特に全く印象の異なるラストには驚かれると思います! あらたな「惡の華」がもう一本、華開いた事を感じる筈です!

■配信情報
『惡の華+』
2020年1月21日(火)ひかりTVにて独占先行デジタル配信

■リリース情報
『惡の華』
2020年3月3日(火)Blu-ray&DVD発売
豪華版 Blu-ray:8,800円(税別)
通常版 Blu-ray:4,800円(税別)
豪華版 DVD:7,800円(税別)
通常版 DVD:3,900円(税別)

【特典情報】※豪華版の特典内容
<外装・封入特典>
・押見修造描きおろし三方背BOX&デジスタック仕様
・ポストカード8枚セット

<映像特典>
【DISC1】
・特報
・予告
・TVスポット
・WEB限定スポット(2種)
【DISC3】
・ビジュアルコメンタリー(伊藤健太郎×玉城ティナ×監督:井口昇)
【DISC4】
・メイキング
・イベント映像

<音声特典>
【DISC2】
・オーディオコメンタリー(原作:押見修造×監督:井口昇)

※豪華版は【4枚組】となり、下記構成。
DISC1『惡の華』
DISC2『惡の華+』
DISC3『惡の華』ビジュアルコメンタリー
DISC4 メイキング、イベント映像集

監督:井口昇
脚本:岡田麿里
原作:押見修造『惡の華』(講談社刊)
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ 
製作:ハピネット、NTTぷらら、ファントム・フィルム、角川大映スタジオ
製作幹事:ハピネット
共同幹事:NTTぷらら
製作プロダクション:角川大映スタジオ
配給・宣伝:ファントム・フィルム
発売・販売元:株式会社ハピネット  
(c)押見修造/講談社 (c)2019映画『惡の華』製作委員会
公式サイト:akunohana-movie.jp

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