『まだ結婚できない男』阿部寛が夏川結衣について言及 まどかとの舌戦の行方はどうなる?

 13年前に人気を博したドラマ『結婚できない男』の続編『まだ結婚できない男』(カンテレ・フジテレビ系)。前作から月日は流れ、時代は令和を迎えたが主人公の“結婚できない男”桑野信介(阿部寛)は現在53歳、相変わらず独身を貫いている。

 第9話「偏屈男が素直になって悪いか!!」では、珍しく急性胃腸炎で弱った桑野の様子から始まる。原因はストレスと1人暮らしによる栄養不足だ。

 仕事中に倒れた桑野は、義弟の中川(尾美としのり)の病院に運び込まれる。運ばれる最中に「あの女医にだけは言うなよ」と口止めしていたが、本作で初めて桑野の口から早坂先生(夏川結衣)の存在に触れられていた貴重なシーンだった。

 見舞いに訪れたまどか(吉田羊)、有希江(稲森いずみ)、早紀(深川麻衣)に、中川は「お前はモテ男だったのか」とからかうも、「真面目な話、心配してくれる人がいるだけ有難く思えよ」と孤独死の可能性を示唆しながら言い添える。皮肉も全く言わず、いつになく素直で別人のような態度の桑野に驚きと違和感を隠せない女性陣3人だが、病気をきっかけに桑野が“いい人”になったと喜ぶ有希江と早紀。それに対して、普段から桑野とケンカの絶えないまどかだけは、素直なのはあくまで一時的なものに違いないと疑い、周囲から「桑野さんに厳しすぎ」だと指摘を受ける。

 案の定、まどかは回復した桑野とまたもや些細なことで言い争いに。有希江や早紀には好意的なのに、なぜ自分には皮肉ばかり言うのか。納得がいかないまどかに対し、早紀は、男と女の間には言葉と感情が裏腹になることがあると力説。それを体現した自分の舞台を見に来てほしいと、まどかたちを誘う。

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