カリフォルニア生まれの尺八師範の半生に迫るドキュメンタリー 『海山 たけのおと』10月5日公開

 ドキュメンタリー映画『海山 たけのおと』が、10月5日より渋谷ユーロスペースにて劇場公開される。

 本作は、カリフォルニア生まれの尺八師範、ジョン・海山・ネプチューンの半生に、息子である映画監督デビット・ネプチューンが迫る長編ドキュメンタリー。尺八に魅了され、1970年代に単身日本に渡ったカリフォルニア生まれのアメリカ人、ジョン・海山・ネプチューン。現在千葉県に住む彼の哲学や魅力に、息子である映画監督デビット・ネプチューンが迫り、その半生を紐解く。

 本作では、ネプチューンの自宅兼製管工房での日常や、国内外の演奏活動に密着するほか、本人はもちろん、彼の家族、師匠、仲間、彼の音楽に影響を受けた若きミュージシャンたち、そして音楽界の著名人らにインタビューを行い、彼が日本の音楽界に与えてきた影響を追いつつ、一つの芸術を極めるために彼が犠牲にしてきた人生の側面についても、時に息詰まるような距離感から、息子独自の視点で迫る。

 なお、公開初日の10月5日には、ネプチューンの生演奏が予定されている。

『海山 たけのおと』予告編

■公開情報
『海山 たけのおと』
10月5日(土)より、渋谷ユーロスペースにて1週間限定公開
監督:デビット・ネプチューン
プロデューサー:デビット・ネプチューン、柳本千晶、マイク・マクナマラ
エグゼクティブプロデューサー:M.F.マクナマラ、スージュン、駒井尚文
撮影:ベネット・サーフ、デビット・ネプチューン
音楽:ジョン・海山・ネプチューン
編集:デビット・ネプチューン、出野圭太
配給:コトプロダクション
配給協力:シンカ
製作:STRANGELY COMPELLING MULTIMEDIA FROM NEPTUNE PRODUCTIONS SYNEPIC ENTERTAINMENT
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
2019年/アメリカ・日本/カラー/1:1.78/サウンド5.1ch/89分/英題:Words Can’t Go There
(c)2019 OCEAN MOUNTAIN, LLC
公式サイト:www.kaizanmovie.com

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