エル・ファニング、『マレフィセント2』で裏方としても大活躍 アンジェリーナ・ジョリーらが証言

 10月18日に日米同時公開となる『マレフィセント2』より、エル・ファニングのコメントが公開された。

 本作は、『眠れる森の美女』に隠されていた“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描き、 全世界で大ヒットを記録した『マレフィセント』の続編。“ディズニー史上最恐”と謳われる美しきヴィラン、マレフィセントが背負った驚くべき運命を描く。

 本作には、アニメーション版『眠れる森の美女』 に登場するピンクドレスが実写で登場。実はその実現の裏には、オーロラ姫を演じるファニングがおり、彼女は女優としてだけでなく、衣装など制作面でも積極的に意見を出すことで、アンジェリーナ・ジョリーやミシェル・ファイファーにも認められるほど、裏方としても活躍していた。

 2歳の頃から子役として活躍し、今や若くして多くの出演作を持つ若い世代の代表的な女優へと成長したファニング。彼女は「今回私が楽しみだったのは、オーロラ姫が前作からどう変わっているのかを作り上げることだったの。成長したオーロラ姫について、自分なりの考えを言わせてもらえたわ。だから私の希望で、アニメーション版『眠れる森の美女』のオーロラ姫の衣装を登場させる提案もしたの。アニメーション版にインスパイアされた衣装が登場することになって、すごく嬉しかった」と語り、演じるだけでなく、衣装についても積極的に関わったことを明かした。

 さらに、ファニングは「1作目のとき私はまだ14歳だったけれど、今私は21歳になり、これまで同じキャラク ターを二度演じたことがなかったから、オーロラ姫をもう一度演じることができてとても嬉しいの」とキャ ラクターへの強い愛着を語る。さらに、「1作目のあと、街中などで若い女の子たちが“オーロラ姫だ!”って言ってくれることがよくあったの。そのとき私は、オーロラ姫というキャラクターは皆から愛されていて、憧れられている存在なんだと実感した。だから続編では、憧れられるに相応しい成長した彼女の姿を見せたかったのよ」と、与えられた役を演じるだけでなく、自らが演じるキャラクターをどう見せるべきかを考え、役の内面をより追求したことを明かした。

 マレフィセントを演じたジョリーは、ファニングについて、「エルは良い監督やプロデューサーにもなれると思う。自分の意見をしっかり持っているし、自分とは違う意見があってもしっかり聞いて、受け入れることができるからよ。そして何に対しても好奇心があるから、今後も彼女の素晴らしい活躍を期待しているわ」と語り、女優としてだけでなく、制作者としての才能にも太鼓判を押す。さらに、ファニングを3歳の頃から知っており、本作でイングリス王妃を演じているファイファーは、「エルは今作の実現のためにとても長いこと尽力しているわ。私がキャスティングされるよりもずっと前から、熱心にこの作品の準備をしてきたの。彼女は衣装デザイナーとも話し合っていた。この映画のキャラクターのルックスには、エルが大きく貢献してくれたのよ」と語り、ファニングが本作に懸ける思いは並々ならぬものがあり、裏方としても作品に尽力したことを明かした。

■公開情報
『マレフィセント2』
10月18日(金)全国ロードショー
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー
監督:ヨアヒム・ローニング
製作総指揮:アンジェリーナ・ジョリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2.html

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