『ストレンジャー・シングス』『ゴジラ』出演で一躍スターに 15歳ミリー・ボビー・ブラウンの素顔
It girlへの道のり
不動産を営む父を持ち、四人兄弟の三番目の子であるミリー。彼女はもともとイギリスに住んでいたが、女優になることを夢見て2011年にアメリカのフロリダ州に移住。そしてオーディションで勝ち抜き、2013年にドラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』のスピンオフ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ワンダーランド』で幼少期のアリス役を演じ、デビュー。当時9歳だ。それからは、翌2014年のドラマ『アンデッド』で8話分登場した以外は、基本各一話のゲスト出演を通してキャリアを積んできた。そして、『ストレンジャー・シングス』のイレブン役抜擢である。
実は彼女、上で紹介した2つのドラマへの出演は奇跡のような運びで行われていた。『ワンス〜』はフロリダにきて一週間未満でエージェンシーに出会い、3カ月以内にその役を獲得。『アンデッド』に関しては、オーディション用のテープ一本で実際に監督に会うこともなく、即合格だった。
しかし、それからの彼女のキャリアは順調とも言えず、オーディションに不合格する日々が続いたそうだ。しかし、そんな時に受けた『ストレンジャー・シングス』のオーディションが彼女の世界を、人生を変えた。以下の動画では、彼女のオーディション時の映像と共に、共演者による魅力が紹介されている。
そんなミリーも、遂に先日公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で映画デビューを果たした。彼女の役柄は、怪獣を研究するモナーク幹部のエマ・ラッセル博士の娘マディソン。『ストレンジャー・シングス』ファンからすれば、予告編の映像的にゴジラなどの怪獣に手をかざして鼻血を出しながら、彼らと交信したり操りそうな雰囲気を持っている。残念ながら彼女は本作で超能力を使うわけではないが、他のやり方で確かに彼らと交信をしていた。