『ファイナル・スコア』インタビュー&本編映像 D・バウティスタがスタジアム屋上をバイクで走る

 現在公開中のデイヴ・バウティスタ主演映画『ファイナル・スコア』より、特別映像が公開された。

 

本作は、『ブレードランナー2049』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のバウティスタが主演を務めるアクション映画。同じくWWEの元スター選手ドウェイン・ジョンソンに続けとばかり、持ち前の肉体と身体能力を遺憾なく発揮し、たった1人でテロ組織に挑む元軍人を演じる。また、物語の鍵を握る元革命家ディミトリ役には、5代目ジェームズ・ボンドでお馴染みのピアース・ブロスナン、テロリストのリーダー役には、『マイティ・ソー』シリーズのレイ・スティーヴンソンらが集結した。

 監督は、『ザ・トーナメント』『タイム・トゥ・ラン』のスコット・マン。英プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドが2016年までホームグラウンドとして使用し、解体が決まっていたブーリン・グラウンドにて撮影が行われ、さらにはスタジアムが大爆破に巻き込まれる。

『ファイナル・スコア』特別映像

 今回公開された特別映像では、マン監督が実際にスタジアムで撮影した醍醐味を語るインタビューと、本編からスタジアムの屋根の上をバイクが疾走するスタントシーンを収録。マン監督は、取り壊しが決まっていたブーリン・グラウンドを自由に撮影に使えた。彼らは、実際にスタジアムに寝泊まりして撮影を行っていたため、細部に渡って思いついたときに確認ができ、また本物の建物を爆破できることは監督冥利に尽きると満足気に語っている。さらには、スタジアムの屋根の上での、足がすくむほどの高所でバイクが疾走するシーンは実際にスタントしており、撮影に3週間を要するなど最も大変なシーンであったと振り返っている。

 本編映像では、バウティスタ演じるノックスが、眼下のピッチでは水面下でテロ計画が企てられているとは知らない選手たちがプレーを続けているのをよそに、女性テロリストからの銃撃を交わしながら屋根の上を走り抜けるシーンが描かれる。ウエストハムの選手が勝ち越しゴールを決め、超満員のスタジアムの観客の盛り上がりは最高潮に達する中、ノックスが、ラストの悪党を振り切るべく披露する屋根から屋根へ大ジャンプする姿も確認できる。

■公開情報
『ファイナル・スコア』
新宿バルト9ほかにて公開中
監督:スコット・マン
脚本:ジョナサン・フランク、デヴィッド・T・リンチ、キース・リンチ
音楽:ジェームズ・エドワード・バーカー、ティム・デスピック
撮影:エミール・トプゾフ
編集:ロバート・ホール
配給:クロックワークス
2018年/イギリス/105分/原題:Final Score/レイティング:R15+
(c)Final Score Film Limited, 2018.
公式サイト:http://klockworx-v.com/finalscore/

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