『工作 黒金星と呼ばれた男』予告編 ファン・ジョンミンが対北工作員として潜入捜査

 7月19日公開の映画『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』より、予告編が公開された。

 本作は、1992年、北朝鮮の核開発をめぐって朝鮮半島の緊張状態が高まるなか、北への潜入捜査を命じられた実在のスパイ、黒金星(ブラック・ヴィーナス)の緊迫感溢れる工作活動と、命を賭けてまで尽くした祖国の闇に気づき苦悩する姿を描くサスペンス。『哭声/コクソン』『アシュラ』などのファン・ジョンミンが対北工作員の黒金星を演じる。そのほか、北朝鮮の対外交渉を担当する重要人物リ・ミョンウン役で『目撃者』のイ・ソンミン、韓国の国家安全企画部室長であり黒金星の上司のチェ・ハクソン役で『お嬢さん』のチョ・ジヌン、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテク役で『アシュラ』のチュ・ジフンが出演する。

 第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングに公式招待され、カンヌ国際映画祭執行委員長ティエリー・フレモーが「ウェルメイドな映画、強烈ですごい映画」と称賛。第27回釜日映画賞をはじめ、2018年度の韓国の映画賞を総なめにした。

『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』予告編

 公開された予告編では、「1992年、北朝鮮の核開発を巡って朝鮮半島は深刻な緊張状態にあった」というナレーションで始まる冒頭から、パク・ソギョン(ファン・ジョンミン)がコードネーム黒金星として工作活動に入り、やがて北朝鮮の重要人物であるリ・ミョンウン(イ・ソンミン)や北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテク(チュ・ジフン)と対面し、お互いを探り合いながら関係性を築いていく緊張のやり取りが続く。やっとの思いで北朝鮮の最高国家権力者と会えたのも束の間、自分の知らないところで南と北の上層部の間に裏取引があることに気付く。

 また、ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジウン、チュ・ジフンがそれぞれ演じる、主要キャラクター4人の場面写真もあわせて公開された。

■公開情報
『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』
7月19日(金)、シネマート新宿ほか全国ロードショー
監督:ユン・ジョンビン
出演:ファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフン
配給:ツイン
提供:ツイン、Hulu
2018年/韓国/カラー/137分
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