『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』インタビュー

窪田正孝を“主演”にした出会いと経験の積み重ね 「どんどん形を磨いてもらった」

「みんなに立たせてもらってる」

ーー本田さんと2013年のCM以来の共演になりますが、当時から変わった印象はありますか?

窪田:本人にも話したんですけど、「歳重ねたの?(笑)」というくらいあの時のままというか、見た目も何も変わってない。でも言葉遣いがすごく丁寧になったんだなとは思いました! たまに崩れるんですけどね(笑)。彼女のすごくいいところは全ての物事を客観視しているし、俯瞰で見られるんだけど、いきなりその距離を飛ばして目の前に立ってるような感覚で居られる人なんだなと一緒にやっていて思うんです。2つの面を持っているんだなって。現場で翼が「ヒャハー」とか笑ったりすると、いつの間にか鈴木監督とかスタッフさんを引き寄せてる感じがあって、知らない間に懐に入って、知らない間に引き込まれるような、魅力のある方です。

ーー本作で、窪田さんはドラマ5年連続主演になりますが、主役をやるようになって意識の変化はありましたか?

窪田:役割の責任が大きくなったなとは思っています。湾岸スタジオに初めて来たのは確か堺(雅人)さんと杏さんと錦戸(亮)さんの『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ系連続ドラマ)の犯人役でした。でも、その時からずっと変わっていない気がしていますね。物理的に現場にいる時間や台本のセリフが多くなっているという感覚でしかなくて、主役だからどうとかというのはあんまりありません。だから多分、1人で自立している主役がないんだと思います(笑)。全部誰かに支えられてる(笑)。

ーー昨年主演していた『ヒモメン』(テレビ朝日系連続ドラマ)のヒモ男の翔ちゃんなんてまるでそうですね(笑)。

窪田:そうですね(笑)。ただ、現場にいる時間が多くなって、この仕事のシステムのところがだんだんと見えてきたりしていて、その中でペース配分を調整していたりはありますね。みんなで立ってる、みんなに立たせてもらってるという感覚は変わらないですね。

 5年前よりは現場の数をこなしてきたという意味では経験値は増えたのかなとは思います。でもそれを変換させようという気持ちはあまりなくて、経験がまた経験を生んでくれると思っています。ただ年齢も31歳になっちゃうので、もうちょっと大人にならなきゃな。

(取材・文・写真=大和田茉椰)

■放送情報
『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』
フジテレビ系にて、4月8日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
※初回放送は30分拡大(21:00~22:24)
出演:窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、山口紗弥加、遠藤憲一、鈴木伸之、浅野和之、和久井映見 ほか
原作:『ラジエーションハウス』(原作:横幕智裕、漫画:モリタイシ、GJ/集英社)
脚本:大北はるか
プロデュース:中野利幸
演出:鈴木雅之
制作著作:フジテレビジョン
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/radiationhouse/

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