『運び屋』を3つの角度からフォーカス 日本オリジナルのテレビCM3種類公開
クリント・イーストウッド監督最新作『運び屋』のテレビCM映像が公開された。
本作は、アカデミー賞受賞監督のイーストウッドが、自身の監督作としては『グラン・トリノ』以来、10年ぶりに主演を務めた、前代未聞の“アウトロー”の実話を元にした物語。
公開されたテレビCMは、「イーストウッド編」「前代未聞の実話編」「サスペンス編」の3種類。「イーストウッド編」は、『グラン・トリノ』以来10年ぶりに監督・主演を兼ねるイーストウッドにスポットを当てている。険しい表情でトラックの荷台を閉めるアールに続いて、『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』とイーストウッドが実話を元に描いた作品のタイトルが映し出される。さらに、アンディ・ガルシア演じる巨大麻薬組織のボス、ブラッドリー・クーパー演じる麻薬捜査官らアールを取り巻く人々の緊迫感溢れるカットに続けて、傷だらけで車を走らせるアールの姿が。
「前代未聞の実話編」は、イーストウッドの心を動かした“実話”の部分にフォーカス。“前代未聞の実話”の文字とともに語られるのは、全米の警察を翻弄し、一度に13億円のドラッグを運んだ“伝説の運び屋”の正体。「信じられない距離を走ってる」と警察を驚かせるその運び屋は、なんと90歳の老人だった。
「サスペンス編」は、「逃げ切れるか?」というテロップが象徴するように、アールと巨大麻薬組織、そして警察が繰り広げるサスペンスフルな展開をフィーチャー。カバンに詰められた大量のドラッグに気づいた瞬間警察に声をかけられる緊張の場面からはじまり、車を走らせるアール、“伝説の運び屋”を追う警察、麻薬組織の圧力など、サスペンス要素を感じさせる場面が続く。映像の最後でアールが振り返った視線の先には、クーパー演じる麻薬捜査官が迫っている。
15秒の中に、それぞれ違った角度から本作の魅力に迫った3種類のテレビCMは、2月16日よりオンエアされる。
■公開情報
『運び屋』
3月8日(金)全国ロードショー
監督・出演:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
出演:ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィ―スト、アンディ・ガルシア、アリソン・イーストウッド、タイッサ・ファーミガほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト:www.hakobiyamovie.jp