プリキュア映画の“偉業” 市場規模が狭い中、なぜ歴代最高ヒットでスタートできた?

プリキュア映画、絶好調

 プリキュア映画が絶好調です。10月27日に公開された『映画HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』は、公開からの土日2日間で動員30万9781人、興行収入3億5357万7300円と、プリキュア映画史に残る「とんでもない」数字となりました。

 また同日、この映画に登場する55人のプリキュアが「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数」としてギネス世界記録に認定されるなど(参考:プリキュア15周年記念サイト)、プリキュアの勢いが止まりません。

 プリキュア映画に詳しくない方は、この「初動2日間での興行収入3.5億、動員30万人」という数字が、どれほどのインパクトを我々プリキュアファンに与えたのか理解しにくいかと思われます。そこでこの数字の「とんでもなさ」について少し説明していきたいと思います。

 東映アニメーション制作の女児向けアニメ、プリキュアシリーズの映画は、2005年4月に第1作『映画 ふたりはプリキュア MaxHeart』が公開され、2006年からも1年に1本のペースで映画が作られてきました。2009年以降は春休み期間の3月に「放送中のプリキュアと過去のプリキュアが共演するオールスターズ映画」と、10月に「放送中のプリキュアのみで構成される秋映画」の、1年間に2本の映画が公開されています(※2017年『映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリっと!想い出のミルフィーユ!』では、前作のキャラクターが共演するなどの例外もあります)。

 しかし2018年放送中の『HUGっと!プリキュア』の映画では(本来単独作品である)秋映画にも関わらず初代『ふたりはプリキュア』を始めとした55人ものプリキュアオールスターズが総出演する、という事が発表され大きな話題となっていました(知らない人にこのことを言うと「プリキュアって今55人もいるの!?」って必ずビックリされます)。

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