血まみれの岡田准一が恐怖に怯える 中島哲也監督最新作『来る』特報映像&劇中カット公開
12月7日に公開される映画『来る』の劇中カットと特報映像が公開された。
本作は、『渇き。』以来4年ぶりとなる中島哲也監督の最新作で、原作は「第22回日本ホラー大賞」にて宮部みゆきらの大絶賛コメントを浴びて大賞を受賞した、澤村伊智による小説『ぼぎわんが、来る』。愛する妻・香奈との結婚式を終え、幸せな未来に胸を膨らます田原秀樹が働く会社に、ある日、妊娠した香奈とつけたばかりの娘の名“知紗”の名を出す謎の訪問者が現れ、“それ”を取り次ぎ会話した後輩は謎の死を遂げてしまう。2年の月日が流れ、周囲で不可解な出来事が起こり出した秀樹は、“何かに狙われているのでは?”と恐れ、知人の伝手でフリーライターの野崎と、その恋人で強い霊感を持つ真琴を紹介してもらうことに。だが、真琴も“それ”を感知した途端、その強大さを思い知るのだった。そしてついに “それ”にカタをつけるため、真琴の姉で、国内一の霊媒師・琴子をはじめとした神社の神職、沖縄のユタなど、全国から猛者たちが次々に集結。クリスマスの夜。「…来る」、琴子が告げ、遂に“それ”との戦いが幕を開ける。
主人公・野崎役を岡田准一が務め、田原秀樹役を妻夫木聡、秀樹の妻・田原香奈役を黒木華、野崎とともに“それ”と戦う女性・比嘉真琴役を小松菜奈、真琴の姉で最強の霊媒師・比嘉琴子役を松たか子がそれぞれ演じる。
公開された場面写真では、血まみれの岡田准一がフローリングに伏しながら、恐怖の表情を浮かべている場面が写し出されている。
また、特報映像では、扉の向こうから迫りくる“なにか”の気配を感じつつ、めまぐるしく切り替わるシーンの中で、何かに恐怖し、笑い、怒り、泣き叫ぶ、キャストの鬼気迫る表情を見ることができ、本作全篇に漂う怪しい雰囲気をそのままに、中島監督らしいスタイリッシュな映像美を感じられる内容になっている。
■公開情報
『来る』
12月7日(金)公開
監督・脚本:中島哲也
原作:『ぼぎわんが、来る』澤村伊智(角川ホラー文庫刊)
出演:岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡
製作プロダクション:東宝映画、ギークサイト
配給:東宝
(c)2019「来る」製作委員会
公式サイト:http://kuru-movie.jp/