イーサン・ホークの“追い込まれ演技”を存分に堪能 『リミット・オブ・アサシン』は“怪作”だ!
イーサンの経歴には著名な国際映画祭で高い評価を受けたような「名作」が幾つも並んでいる。本作はそうした映画とは明らかに異なるが、間違いなくイーサン・ホークの魅力を凝縮した1本であり、後の世にも「怪作」として記憶されることだろう。イーサン・ホークの追い込まれ演技が存分に堪能できる1本だ。
■加藤よしき
ライター。1986年生まれ。暴力的な映画が主な守備範囲です。
『別冊映画秘宝 90年代狂い咲きVシネマ地獄』に記事を数本書いています。
■公開情報
『リミット・オブ・アサシン』
6月16日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:イーサン・ホーク、ルトガー・ハウアー、シュイ・チン、リーアム・カニンガム、ポール・アンダーソン
監督:ブライアン・スムルツ
脚本:ザック・ディーン
製作:ベイジル・イヴァニク、マーク・ギャオ、グレゴリー・ウェノン
配給:クロックワークス
2017年/アメリカ・中国/シネマスコープ/デジタル上映/ドルビーSRD/93分/英語/字幕翻訳:高井清子/R15+/原題:24 Hours to Live
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公式サイト: http://klockworx-v.com/limitofassassin