「即答でOKした」 『リディバイダー』テーマソング担当のドン・ディアブロがコメント
『美女と野獣』のダン・スティーヴンスが主演を務めるSF映画『リディバイダー』のテーマソングを手がけたドン・ディアブロからコメントが到着した。
本作は、『ジェーン・ドウの解剖』などを送り出した松竹エクストリームセレクションの第6弾作品。エネルギー枯渇問題に直面した近未来の地球を舞台に、地球をコピーしたエコーワールドに送り込まれた元NASAのパイロット・ウィルが、人類の存亡をかけ奮闘するさまを描く。
スティーヴンスが演じるのは、元NASAのパイロット、ウィル。人類が地球をコピーし、複製世界(エコーワールド)を作ったことで引き起こされた地球滅亡の危機を収めるため、現実世界から、エコーワールドへワープする主人公を熱演する。物語は、現実世界を“客観視点”、エコーワールドを主人公の“一人称視点”(FPS)と、撮影手法の違う映像を交互に挟み、2つの世界を行き来するスタイルで展開される。
ディアブロはオランダ出身のDJ/プロデューサーで、世界の人気DJランキング「DJ Mag Top 100」では、Future Houseジャンルで最上位となる第11位にランクインしている。本作では、テーマソング「Echoes」を手がけた。映画本編の近未来映像をふんだんに使用し、ディアブロ自身も映画のキーとなるRIDIVIDERボックスを手に出演するミュージックビデオも公開されている。
ドン・ディアブロ コメント
『リディバイダー』のテーマソングを依頼されたとき、それは初めて僕の地元アムステルダムが舞台となるSF映画だったこともあり、即答でOKした。プロジェクト自体が既に6年ものメイキング期間を経ていたので、正当な表現を加え、更にこの機会に自分のもっとパーソナルな部分を表現したかった。監督のティム・スミットと何度も話し合い、何日間もスタジオにこもって最終的に「Echoes」が出来上がったんだ。このレコード自体映画の使用の為だけに作ったが、ULTRAマイアミというライブのラストソングとしてプレミア的に歌ってみたんだ。するとみんなの反応がものすごく良くて感激してしまった。その時からこの新作を早くみんなに届けたいという気持ちがより高まっていったんだ。
■公開情報
『リディバイダー』
6月9日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次公開
監督:ティム・スミット
出演:ダン・スティーヴンス、ベレニス・マーロウ
提供:カルチュア・パブリッシャーズ
配給:松竹メディア事業部
2017年/イギリス/91分/原題:Redivider
(c)2016 REDIVIDER PRODUCTIONS,B.V ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:redivider.jp/