稲垣、草なぎ、香取の“クソ野郎”を巡る微笑ましいやりとりも 『クソ野郎』限定ショップの見どころを解説

 稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾によるファンサイト“新しい地図“による映画『クソ野郎と美しき世界』。その公開が4月6日に迫る中、映画の世界観を楽しむことができるPOP UP SHOPが3月20日に東京・帝国ホテルプラザにオープンした。2週間限定公開の映画同様、ショップも4月20日までの期間限定営業となる。オープン直前の3月19日深夜、マスコミ向け内覧会が行われ、3人も登場し今の想いを語った。

映画『クソ野郎と美しき世界』

衣装や小道具、場面写真を展示

 ショップ内に入ると、香取も思わず「大きなステキなオブジェが入口に(笑)」とツッコまずにはいられなかったBIGオブジェがお出迎え。さらに、彼らが劇中で使用した衣装や、ピアノ、グローブとボール……などがズラリと並ぶ。稲垣はピアノの椅子に座ったマネキンを指差し、「あの衣装を着させていただいて」と取材陣に解説。さらに、香取が大人用のマネキンにかけられたワンピースを見て「この衣装は(共演した)中島セナちゃんが着てた。(撮影当時)11歳だからもっと小さい!」と自分の手で身長差を説明。「公開前に来たら、倍楽しめそう」と草なぎも楽しそうにキョロキョロと周囲を見渡していたように、見どころ満載だ。ピアノのすぐそばに掲げられた“CLUB KUSO”と描かれたネオンも映画の中に登場するという。公開された映画で答え合わせをするのも面白そうだ。

貴重な体験も楽しめるカフェスペース

奥にはスクリーンが設置されており、稲垣、草なぎ、香取のコメント、撮影現場のメイキング映像、長尺のダイジェスト映像などが流れる。その映像を堪能しながら、“死ぬまでに一度は飲んでみたい“と言われる幻のコーヒー、コピ・ルアックを飲むこともできるという。コピ・ルアックとは、ジャコウネコが食べたコーヒー豆の排泄物を洗浄・乾燥して作られる世界三大高級コーヒー。ジャコウネコが完熟したコーヒーチェリーを選んで食べることから、そのコーヒーチェリーはオレンジを思わせるようなフルーティーな香りとやわらかな酸味と香りが特徴だという。古くはクレオパトラが愛飲したとも伝えられている、まさに“クソ“稀少なコーヒーだ。また、劇中に登場する彩り豊かなクソ野郎ベーグル(数量限定)をはじめ、オリジナルグッズも販売される。 取材陣から「3人がカウンターに立つ可能性は?」と聞かれると、香取が「あります(笑)!」と即答し、笑いを誘った。足繁く通ったら、いつか映画の世界から飛び出した3人に会えるかも!?

新しい地図ロゴになった3人の手書き原画も!

カフェスペース横には、額縁に入った3人の手書きロゴが並ぶ。「最初に紙に描いたやつ」(香取)、「どこをピックアップされたか当ててほしいと思ったけど……あ、頭文字があるか」(稲垣)、「どれ? ああ、本当だ。これ僕だ、こっち吾郎さん」(草なぎ)と、3人も知らなかった演出だった様子。すると香取から「あれは、2人わかってます?」と、真ん中にある青いペンキで引かれたラインについて出題。「え? 何これ、映画に関係あるの?」と草なぎの相変わらずな自由な発言に、香取も「関係ないもの、なんであるの、ここに!」と苦笑い。実は、『クソ野郎と美しき世界』のポスターに描かれている青いラインは、香取が描いているのだと明かされる。「あ、そうなの?」(草なぎ)、「へぇ〜」(稲垣)と、こちらも初めて知ったといった表情。3人にとってもサプライズ続きなショップに仕上がっているようだ。

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