波瑠と西島秀俊が共演、『オズランド』製作決定 波瑠「魔法使いは西島さん以外にはできません」

波瑠×西島秀俊『オズランド』製作決定

 波瑠と西島秀俊が共演する映画『オズランド』が、今秋公開されることが決定した。

 本作は、『少年ジャンプ+』で漫画『天神』シリーズ、『週刊ヤングジャンプ』で『ふしぎの国の波平さん』を連載中の作家・小森陽一の小説『オズの世界』を映画化したもの。 超一流ホテルチェーンに就職したにも関わらず、地方の遊園地グリーンランドへ配属された波平久留美が、“魔法使い”と呼ばれる天才社員・小塚慶彦と個性的な従業員たちと出会い、成長していく模様を描く。

 主人公・波平久瑠美を波瑠、久瑠美の上司となる小塚慶彦を西島が演じる。監督は、スペシャルドラマ『わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた』(関西テレビ)を手がけた波多野貴文。脚本を『ヒロイン失格』の吉田恵里香が務めた。

 製作決定にともない、波瑠、西島、波多野監督より下記のコメントが寄せられた。

波瑠(波平久瑠美役)コメント

●初めて台本を読んだ感想
今回は嫌な人が登場しない物語だったので、波平が挫折や困難に感じることは全部自分に原因があるということを意識していました。先輩の言うことを意地悪に感じたり、自分はもっと大きな仕事ができると思い込んだり。社会人になった多くの人が通った道ではないでしょうか。環境や状況のほとんどは、自分の感じ方や向き合い方でどうにでも変わっていくのだと波平として過ごした時間の中で、私も改めて考えることができました。

●初共演の西島について
西島さんとは今回が初めてだったのですが、これからもご一緒したい大好きな先輩です。まっすぐで思いやりのある魔法使いは西島さん以外にはできません。

●撮影現場での思い出
現場でたくさんの人にナミヘイと呼ばれました。波多野監督が撮影の始まった当初は僕だけでもちゃんとナミヒラと呼びますよ!と言ってくれたのですが、結局終わる頃にはナミヘイになってました(笑)。でもナミヘイと呼ばれ続けた1ヶ月が今はとても愛しいのです。

西島秀俊(小塚慶彦役)コメント

●初めて台本を読んだ感想
とにかく面白い台本で、是非参加させてもらいたいと思いました。この映画の登場人物達はとてもチャーミングですが、実際に遊園地で働いていらっしゃる方をモデルにしています。皆さん個性的かつ魅力的な方々で、実際お会いしてからより演技が楽しくなりました。

●初共演の波瑠について
波瑠さんの第一印象は「頭のいい人」です。また、素直でまっすぐな心を持った真面目な方だと思いました。撮影に入ってから色々と話していると、とにかく頭の回転が早くて面白い。また是非共演したいと思います。

●撮影現場での思い出
今回は穏やかで明るいスタッフ、キャストが集まっていたので、本当に楽しく撮影ができました。毎日遊園地で撮影していた事もあって、1ヶ月夢を見て過ごしているような素晴らしい現場でした。その空気がきっとこの作品に魔法をかけていると思います。

波多野貴文監督コメント

●波瑠の印象
波瑠さんは、とてもナチュラルな人です。透明感の中にも印象的な瞳にスーッと惹きこまれる様に映画『オズランド』の世界観に連れ去ってくれます。

●西島の印象
西島さんは、笑顔がとても素敵で、いつの間にかその場にすっと現れ周囲をも笑顔に変えてくれる、まるで今作の魔法使い小塚のような方でした。

●本作を監督するにあたり
映画『オズランド』は、私の地元熊本での撮影という事もあり、とても思い入れの深い作品となりました。ご覧になるすべての方が、明日への活力となる様にと思いを込めて作っています。何も事件が起きない、誰も悪い人がいない、平和の象徴である遊園地を、楽しんで頂けたら幸いです。

■公開情報
『オズランド』
秋、TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
出演:波瑠、西島秀俊
監督:波多野貴文 
脚本:吉田恵里香 
原作:小森陽一『オズの世界』(集英社文庫刊)
幹事・企画・制作プロダクション:ROBOT 
製作:映画「オズランド」製作委員会
配給:HIGH BROW CINEMA、ファントム・フィルム
(c)小森陽一/集英社(c)2018 映画「オズランド」製作委員会
公式サイト:ozland.jp

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる