サンダンス映画祭で配給争奪戦となった話題作 『パティ・ケイク$』4月27日日本公開決定
サンダンス映画祭2017で配給争奪戦となった話題作『パティ・ケイク$』が、4月27日に日本公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルが公開された。
本作は、長編監督デビュー作にして、DGA賞やナショナル・ボード・オブ・レビューにノミネートされたジェレミー・ジャスパーが手がけた音楽映画。呑んだくれの元ロック歌手の母と車椅子の祖母と3人で暮らしながら、憧れのラップの神様O-Zのように音楽界で名声を手に入れ、地元ニュージャージーを出ることを夢みていたパティが、ある日、駐車場で繰り広げられていたフリースタイルラップ・バトルに参加し、バトル相手を渾身のライムで打ち負かしたことをきっかけに、再びスターになる夢に挑む模様を描く。
主人公パティを演じるのは、『シークレット・デイ』『レディ・バード』などの出演作で知られるオーストラリア人女優のダニエル・マクドナルド。そのほか、呑んだくれの母親役で『エイミー、エイミー、 エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』のブリジット・エヴァレット、車椅子の祖母ナナ役で『レイジング・ブル』のキャシー・モリアーティらが出演する。
ポスタービジュアルでは、マイクを手にパフォーマンスを行うパティの姿と作品タイトルを中心に、劇中写真や“あんたがスターだって知ってたよ”のコピーなどが散りばめられている。
サンダンス映画祭史上かつてない激しい争奪戦の末、本作の配給権を獲得したのは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『シェイプ・オブ・ウォーター』などを送り出すFOXサーチライト。日本では、カルチャヴィル×GEM Partnersの配給となる。なお、劇中音楽はすべてジャスパー監督のオリジナルで構成されている。
■公開情報
『パティ・ケイク$』
4月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本・オリジナル音楽:ジェレミー・ジャスパー
出演:ダニエル・マクドナルド、ブリジット・エヴァレット、シッダルタ・ダナンジェイ、ママドゥ・アティエ、サー・ンガウジャ、MCライト、キャシー・モリアーティ
提供:20世紀フォックス映画
配給・宣伝:カルチャヴィル×GEM Partners
原題:Patti Cake$/2017年/アメリカ/109分/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:田村紀子
(c)2017 Twentieth Century Fox
公式サイト:www.patticakes.jp