3D上映とも違う新しい没入感 ScreenX上映の魅力を担当者に聞く

 “没入感”という点では、3D上映との共通点も指摘されるが、3D上映とScreenXではまったく別の魅力があると梶谷氏は続ける。

「右と左の側面に隠された情報がある、というよりも、映画の中に包まれているような感覚を味わえるのがScreenXの一番の魅力です。3D映画はメガネをかけて、その視覚の中に人工的に立体感を作り出しますが、ScreenXは席に座るだけで、臨場感が味わえる。まさに映画館という場所でしか味わえないものになっています。

 現在、日本映画のScreenX上映はまだ具体的に決まっていません。ただ、同じCJ社が開発した4DX上映も、最初は韓国映画が中心でしたが、『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』など、次々と対応する邦画作品が出てきました。ScreenXの作品も今後出てくる可能性は十分にあると思います」 

 先日体験した『新感染 ファイナル・エクスプレス』のScreenX上映では、迫りくる感染者の群れが左右のスクリーンにも一挙に拡がり、主人公たちと同じように取り囲まれる恐怖を味わうことができた。3D映画よりも視覚が制限されない分、より映画の中に自身が存在しているような感覚を得ることができる。映画鑑賞の在り方は映画館だけでなく、DVDやBlu-rayに加え、配信で鑑賞することも一般的になってきた。しかし、ScreenXは改めて映画館で映画を観る醍醐味に繋がるひとつのきっかけになりそうだ。

(文=石井達也)

『キングスマン:ゴールデン・サークル』 ScreenX版特別予告

■公開情報
『キングスマン:ゴールデン・サークル』
ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にてScreenX版上映中
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガ―トン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス
原題:「Kingsman: The Golden Circle」
配給:20世紀FOX映画
2017年/イギリス映画/PG12
(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
(c)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
公式サイト:http://kingsman.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/kingsmanjp
公式Facebook:https://www.facebook.com/20thFOXjp/

関連記事