「間違いなく僕自身の映画だ」 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ライアン・ジョンソン監督インタビュー

ーー旧三部作の主人公ルーク・スカイウォーカー、そして続三部作の主人公レイたちに加え、今回はローズ・ティコ(ケリー・マリー・トラン)やDJ(ベニチオ・デル・トロ)など、また新たなキャラクターも登場しますね。

ジョンソン:『スター・ウォーズ』シリーズはアンサンブルではあるけれど、重要なのはメインのキャラクターをどう描くか。『最後のジェダイ』は、レイやフィン、そしてポー・ダメロンの物語でもある。他のキャラクターたちは、彼らを支えるようなかたちでストーリーに関わってくる。ルークの場合はレイの物語をサポートするキャラクターだし、ローズやDJはフィンの物語のために登場してくるキャラクターなんだ。今回登場する新キャラクターは、大きな道を切り開いていくための小さな道と言えるね。

ーー『スター・ウォーズ』シリーズという大きなフランチャイズ作品に初めて参加してみて、これまでの映画作りと違うと感じたことはありましたか?

ジョンソン:口にすると変な感じがするんだけど、『BRICK ブリック』や『ブラザーズ・ブルーム』、『LOOPER/ルーパー』などこれまで僕が手がけてきた作品と、今回の『最後のジェダイ』が違うという感覚は僕にはまったくないんだ。確かに『スター・ウォーズ』という大きなフランチャイズ作品ではあるけれど、ルーカスフィルムは最初から僕のパーソナルな部分を見出してくれて、彼らのサポートがあったおかげでいい作品を作ることができた。これまで僕が手がけてきたインディーズ映画とまったく同じ感覚だったんだ。これまで一緒にやってきたプロデューサーで、今回も製作に参加しているラム(バーグマン)とも、「まるでインディーズ映画みたいだ」と現場で顔を合わせながらよく話していたよ。映画作りのプロセスにとても深い親密さがあったのには、正直僕も驚いたんだ。ここまでの大作なのに、こんなにスタッフ・キャスト一丸となって、親密に作業をしていくんだとね。だから僕はこれまでの作品と同じように、自分が作りたかった映画を撮っただけで、大きな差はまったくないんだ。『最後のジェダイ』は『スター・ウォーズ』映画ではあるけれど、間違いなく僕自身の映画でもある。

(取材・文=宮川翔)

■公開情報
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
12月15日(金)全国公開
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2017 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
公式サイト:http://starwars.disney.co.jp/movie/lastjedi.html

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