井上真央主演『明日の約束』の“毒親”に視聴者騒然 日向が抱える闇の深さ

 井上真央主演ドラマ『明日の約束』(関西テレビ・フジテレビ系)の10月24日放送回に登場した“毒親”たちの姿に、ネット上で恐怖の声が多数挙がっている。

 本作は、井上が高校のスクールカウンセラー・藍沢日向を演じ、親子をはじめとする人間関係に葛藤しながら、生徒の不可解な死の謎を追うヒューマンミステリードラマ。第1話からすでに圭吾の母・真紀子(仲間由紀恵)の、息子を愛するがゆえの過干渉ぶりが話題になっていたが、第2話ではそれよりも常軌を逸した日向自身の母親・尚子(手塚理美)の言動に注目が集まった。 

 日向の学校で起こった事件を心配した恋人・本庄和彦(工藤阿須加)が、突然、日向の家を訪れる。帰宅した日向は、和彦がいることに驚き「何で」と表情を強張らせたので、和彦は帰宅しようとするが、尚子はお茶を飲んで行きなさいと促す。二人きりになると日向が「何で勝手にきたの」と詰め寄り、和彦も「お母さんに話してなかったんだ僕のこと」と一時は険悪ムードになりかけたが、帰り道には日向が「言わなきゃって思ってたんだよ」と伝え、2人には笑顔が戻っていた。


 しかし、和彦を見送って日向が帰宅すると、娘の恋人の存在を初めて知り、和彦の人柄も気に入った様子だった尚子の態度が豹変。尚子は日向に内緒にしていたことを嫌味そうに伝え、「ああ〜いやらしい。ママに隠れてこそこそ恋人作って。そんなことやってるから偉そうにスクールカウンセラーなんていってて生徒を自殺させちゃうのよね」と発言。そのあと「日向! ママになんかいうことあるでしょ」と部屋に戻ろうとする日向に掴みかかる。部屋に戻った日向は尚子に言われた「あんな良い人あんたなんかに釣り合わないわよ」という言葉と、子供時代に「不釣り合い」と言われ、真っ二つに折られた万年筆を重ねては思い悩む姿が描かれていた。

 尚子が日向に掴みかかったシーンには騒然としたが、それ以上に視聴者を凍りつかせたのは、番組の最後のシーン。第1話と同様に、尚子がかつて、日向の言動の改善のためという名目で、強制的につけさせていた「明日の約束」という交換日記の内容だ。第2話で放送されたのは日向が10歳の時のもの。ページをめくった一文目には「ランドセルの中にしまってあったラブレターは破って捨てておきました」と綴られており、ネット上ではその深すぎる“闇”に「苦しい」と嘆く声も。日記の最後には約束の一文として「ママに無断で男の子を好きになったりしない」と書かれており、日向が3年も付き合っていた和彦のことを、尚子に伝えなかった理由が伺えた。

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