高橋一生、『民衆の敵』シャワーシーンが話題に 開始5分で視聴者の圧倒的な支持を獲得
衆院選の投開票から一夜明けた10月23日、新米ママさん市議会議員を主人公にした市政エンタテインメントドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)がスタートした。第1話では、早速、篠原涼子演じる佐藤智子と選挙戦でぶつかり合う個性的な候補者たちが登場。なかでも、智子と選挙戦で議席を争ったうちのひとり、藤堂誠(高橋一生)の登場は、ネット上で大きな話題になった。
智子と公平(田中圭)夫婦は、息子の駿平(鳥越壮真)と3人暮らし。温かく幸せな家庭を営んでいたが、卵焼きをステーキだと想像力を膨らませ、食べる駿平を見て、智子はもっと幸せになりたいと思いはじめる。しかし、智子と公平は、理不尽な業務につい逆らってしまい、夫婦同時に仕事を失ってしまう。ニュースで政治活動費を不正流用した市議会議員を見た智子は、あおば市の議員当選率は8割以上と知り、議員年俸に夢が膨らむ。智子は公平を説得し、立候補に必要な供託金として貯金50万円を引き出し、立候補の手続きを済ませる。
智子は街頭演説できる場所を探している途中、数々の候補者たちに出会う。候補者イチの爽やかさを売りに現市長からの支持も熱い岡本遼(千葉雄大)、「アイドル生まれ、グラビア育ち、目指す未来は市議会議員」と笑顔を振りまく小出未亜(前田敦子)、「農家にとって有利な条例を作ること」を公約に掲げる園田龍太郎(トレンディエンジェル・斎藤司)。特に代々続く政治家一家の次男として今回の候補者として名乗り出た藤堂の登場はとてもインパクトがあった。
岡本や小出、その他の候補者は、演説しているシーンが初の登場場面として写し出され、彼らの素性はまだ明らかになっていない。だが、藤堂は智子の演説に同じ候補者として誠意を持ってエールを送ったシーンより前に、候補者としての藤堂とはまた別の姿を見せていた。佐藤一家の貧しくも温かな家庭が描かれた冒頭シーンの合間、放送開始5分で、藤堂のシャワーシーンが登場したのだ。このシーンにネット上では、歓喜と感謝の声が上がっていた。その後も藤堂の意味深な行動は続き、自身の部屋に迎え入れた女性にお金を渡し、ベットの上で体を寄せ合うが、もの寂しげな表情ばかり。タイマーが鳴ると、帰り仕度をし始める女性に藤堂は「しばらく会えなくなるから」と言葉を残していた。