高根順次×渡辺淳之介×カンパニー松尾『PRODUCERS' THINKING』イベント開催へ
『逃げるは恥だが役に立つ』、『この世界の片隅に』、『FAKE』など、近年、大きな話題となった作品やアーティストの仕掛け人たちへの取材を通して、“プロデュースワーク”の重要性や面白さを探っていく書籍『PRODUCERS' THINKING “衝撃作"を成功に導いた仕掛け人たちの発想法』の発売記念イベントが、6月30日に青山ブックセンター本店にて開催される。
同イベントには、著者のスペースシャワーTVプロデューサー・高根順次をはじめ、BiSやBiSHなどのプロデュース・マネジメントを手がける渡辺淳之介、AV監督のカンパニー松尾が登壇。映画『劇場版 BiSキャノンボール2014』をともに手がけた3人が、制作現場の裏話を交えつつ、“プロデュースワーク”の本質に迫る。また、地下アイドルの姫乃たまが司会を担当する。
イベントの詳細は以下。
■イベント情報
『PRODUCERS’ THINKING』刊行記念
高根順次×渡辺淳之介×カンパニー松尾(司会:姫乃たま)トークイベント
イベント内容:書籍『PRODUCERS’ THINKING』の刊行を記念して、3人の現役プロデューサー&クリエイターによるトークショーを開催します! 出演者は、書籍の著者であり映画プロデューサーの高根順次さん、音楽プロデューサーの渡辺淳之介さん、AV監督のカンパニー松尾さん。地下アイドルでライターの姫乃たまさんが司会を務め、三種三様のプロデュース論や仕事論について聞いていく貴重な時間になります。金曜の夜、ぜひお越しください。
日程:2017年6月30日(金)
時間:19:15~20:45
開場:18:45
料金:1,350円(税込)
定員:50名様
会場:本店内 小教室
お問合せ先:青山ブックセンター 本店
電話:03-5485-5511
受付時間:10:00~22:00
詳しくは青山ブックセンター本店のホームページにて。
http://www.aoyamabc.jp/event/producers/
■商品情報
『PRODUCERS' THINKING “衝撃作"を成功に導いた仕掛け人たちの発想法』
著者:高根順次
価格:1,600円(税抜き)
発売日:4月28日
判型:四六判
頁数:288ページ
発行:株式会社bluerpint
発売:垣内出版株式会社
【内容紹介】
『フラッシュバックメモリーズ 3D』『劇場版 BiSキャノンボール2014』『私たちのハァハァ』など、映画界の常識を打ち破る作品を次々とプロデュースしてきた、スペースシャワーTVの映画プロデューサー・高根順次による初の著書。
なぜ今、エンタメ業界ではプロデューサーが重要視されるのか? それはどんな仕事なのか? 人の心を揺さぶる傑作を生み出すには、いかなる知恵と工夫が必要なのか?
特大ヒットドラマ『逃げ恥』、佐村河内守のゴーストライター問題に迫った『FAKE』、インディーズ作ながら絶大な評価を得た『この世界の片隅に』、独自の世界観でJポップシーンに新たな風を吹かせた「水曜日のカンパネラ」、岡本太郎の巨大壁画に原発の絵を描き添えて賛否両論を巻き起こした「Chim↑Pom」など、数々の“衝撃作"の仕掛け人たちに取材を行い、クリエイターや作家とはまた異なる、独自の“仕事哲学"を浮き彫りにする。
「好きなことで、生きていく」ための知恵と勇気が込められた、まったく新しいプロデュース論!
【著者について】
1973年生まれ。大学卒業後、AVEXD.D.(現・AvexGroup)入社。半年間のAD生活で社会の洗礼を受けた後、スペースシャワーTVへ転職。フリーペーパー『タダダー!』の立ち上げに始まり、『スペチャ!』『爆裂★エレキングダム』他、数多くの番組をプロデュース。現在はライブ動画をウェブ上にアーカイブするプロジェクト『DAX』やヒップホップ番組『BLACKFILE』を担当。一方で『フラッシュバックメモリーズ 3D』をきっかけに映画製作に乗り出し、
以後、『劇場版 BiSキャノンボール2014』、『私たちのハァハァ』、『劇場版 BiS誕生の詩』,『WHOKiLLEDIDOL? SiS消滅の詩』と、2017年春までに4本のプロデュース作を劇場公開している。
【目次】
第1章 プロデューサーとはどんな仕事なのか?...『フラッシュバックメモリーズ 3D』
第2章 プロデューサーに必要な資質、考え方、行動...『私たちのハァハァ』
第3章 共に戦える“仲間”の見つけ方...『劇場版 BiSキャノンボール2014』
第4章 プロデューサーが持つべき〝覚悟〞...『監督失格』甘木モリオ
第5章 “奇跡の作品”が生まれるまで...『この世界の片隅に』沢村敏
第6章 作家主義を成立させるために...『恋人たち』深田誠剛、小野仁史
第7章 インディーズ映画のサバイバル術...SPOTTED PRODUCTIONS 直井卓俊
第8章 社会問題とドキュメンタリーの接点...『FAKE』木下繁貴
第9章 王道回帰のドラマ作りが視聴者を呼び戻す...『逃げるは恥だが役に立つ』那須田淳、峠田浩
第10章 テレビと映画の垣根をどう捉えるか...『ディアスポリス』横山蘭平、西ヶ谷寿一
第11章 コンテンツの魅力を最大化する“場所作り”...立川シネマシティ 遠山武志
第12章 今、日本のエンタメ界に求められる作品とは...東京国際映画祭 矢田部吉彦
第13章 批判と向き合うための心得...無人島プロダクション 藤城里香
第14章 “ダイヤの原石”を見つけ出す方法...水曜日のカンパネラ 福永泰朋(Dir.F)