『ブレードランナー 2049』予告映像 30年後のデッカードの姿や荒廃した世界が明らかに
1982年に公開されたSF映画『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー 2049』より予告映像が公開された。
本作は、『プリズナー』『ボーダーライン』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、『オンリー・ゴッド』『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングを主演に迎え制作したSF映画。リドリー・スコットが監督したオリジナル版の2019年から、30年経過した2049年を舞台に、人間とは見分けのつかない人造人間“レプリカント”の反乱を阻止する捜査官“ブレードランナー”の姿を描く。
この度公開された予告映像は、「レプリカントが機械なら問題ない。反抗しなければね」というオリジナル版に登場するリック・デッカード(ハリソン・フォード)のセリフから幕を開ける。その後、2049年の荒廃した世界を歩く新人捜査官(ライアン・ゴズリング)の姿が映し出されていく。さらに、“ブレードランナー”だったデッカードに「俺はかつて有能だった」と語りかけられる新人捜査官が、「時代は変わった」と返答するシーンも確認することができる。
監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、「僕は子どもの頃から、独特な異世界へ連れて行ってくれる個性的な映像スタイルのSF映画に惹かれてきた。その中でも、オリジナル版『ブレードランナー』は、断トツで史上最高の傑作だ。SFとフィルムノワールを融合させたリドリー・スコットは天才だ。新しい『ブレードランナー』は、一作目の延長線上にあり、数十年後の世界の話なんだ」 とコメントを寄せている。
■公開情報
『ブレードランナー 2049』
2017年11月全国ロードショー
製作総指揮:リドリー・スコット
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レト、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、 バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント