生田斗真主演『秘密 THE TOP SECRET』主題歌をシーアが担当 大友監督「奇跡というしかない」
オーストラリア出身のシンガーソングライター・シーアが、生田斗真主演映画『秘密 THE TOP SECRET』の主題歌を担当することが決定した。
『秘密 THE TOP SECRET』は、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した清水玲子によるミステリーコミック『秘密 ートップ・シークレットー』を、『るろうに剣心』 シリーズの大友啓史監督が映画化した作品。死者の脳をスキャンし、生前の記憶を映像化するシステムを使って捜査を行う、“第九”こと、科学警察研究所法医第九研究室の捜査官たちが、迷宮入り事件の捜査に挑む模様を描き出す。キャストには、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋らが名を連ねる。
このたび、本作の主題歌に決定したのは、シーアの「アライヴ」。リアーナ、ビヨンセ、ブリトニー・スピアーズ、ケイティ・ペリーらのヒットソングを手がけ、2014年にリリースされたアルバム『1000 フォームズ・オブ・フィアー』では、自身初の全米チャート1位を獲得。第57回グラミー賞では、主要2部門を含む4部門にノミネートされ、2014年には、映画『ANNIE/アニー』の主題歌及びサウンドトラック収録楽曲を手がけ、「オポチュニティ」は第72回ゴールデン・グローブ賞主題歌賞にノミネートされた。「有名になりたくない」というポリシーのもと、顔は一切公表していない。
今回の楽曲提供は、シーアの歌声を聴いてその魅力に惚れ込んだ、大友監督と新垣プロデューサーの熱い想いにより実現したという。「アライヴ」は、最新アルバム『25』が全世界で大ヒット中のアデルとの共作曲で、シーアの最新アルバム『ディス・イズ・アクティング』に収録されている。
楽曲へのコメント
大友啓史監督 コメント
顔を隠し、性別も個性も国境も、あらゆるボーダーを超えて。匿名性の中に純粋な普遍を炙り出し、世界を驚愕させているSIAのパフォーマンスは、人間の心の奥底を直接照射するパワーに充ち溢れている。それを主題歌として迎え入れられたことは奇跡というしかない。名曲「ALIVE」が映画「秘密 THE TOP SECRET」の世界をより魅力的に彩ってくれることを確信し、興奮しています。
新垣弘隆プロデューサー コメント
SIAの「ALIVE」を初めて聴いたとき、その圧倒的な歌声に心震えました。魂の叫び、燃えたぎるような生命力。そして大友監督の描く本作の世界をまるで歌い上げたかのようなメロディーと歌詞。主題歌にはこの曲しかないと確信しました。しかし相手は世界的なアーティスト。交渉が3カ月に渡り難航を極め何度も諦めかけましたが、この想いを伝えたく最後の手段として手紙を送りました。映画完成直前に届いた朗報はまさに奇跡の瞬間。SIAそして共作者のAdeleに深く感謝します。SIAの歌声とクリエイティブの共鳴を果たした世界基準の大友ワールドを是非劇場でご堪能ください。
■公開情報
『秘密 THE TOP SECRET』
8月6日(土)、全国ロードショー
監督:大友啓史
原作:清水玲子「秘密THE TOP SECRET」(白泉社刊・メロディ連載)
脚本:高橋泉、大友啓史、LEE SORK JUN、KIM SUN MEE
出演:生田斗真、岡田将生、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋
企画・配給:松竹
(c)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
公式サイト:http://himitsu-movie.jp/