Netflixドラマ『火花』追加キャスト発表 染谷将太、小林薫、田口トモロヲら参加

『火花』の追加キャスト決定
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『火花』撮影風景

 Netflixオリジナルドラマ『火花』の追加キャストに小林薫、田口トモロヲ、染谷将太、菜葉菜らが発表された。あわせて、本日よりオフィシャルサイトとtwitterの運用が開始された。

 お笑い芸人・ピース又吉直樹の処女作にして、第153回芥川賞受賞作『火花』を初めて映像化した本作。2016年にはNetflixオリジナルドラマとして、アカデミー賞受賞監督のバズ・ラーマン(『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャッツビー』)が『ザ・ゲットダウン』を、スティーブン・ダルトリー(『リトル・ダンサー』「めぐりあう時間たち」)が『ザ・クラウン』の制作をスタートさせており、これらの作品同様に『火花』も世界へ配信されていく(世界順次配信予定)。

 この度、追加キャストとして名前が上がったのは、小林薫、田口トモロヲ、染谷将太、菜葉菜などの役者陣。出演に際し、染谷将太は「とても素敵な監督陣と共演者陣と、とても素敵な空気の現場に参加させていただいています。この全10話から何が滲み出てくるのか、楽しみで仕方ありません。そして、楽しみにしてもらえるような作品になるよう、自分ができることをぶつけさせていただいています」とコメント。さらに、NMB48の山本彩が「上京してきて、夢や野望をもって立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなとも思います。私も自分に重ねて、がんばろうという気持ちにもなったので、是非みなさんにも見て頂いて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とメッセージを寄せた。

 また、徳永太歩(林 遣都)と神谷才蔵(波岡一喜)のそれぞれの相方役も発表された。主人公・徳永の相方役に、好井まさお(井下好井)、神谷の相方役に、村田秀亮(とろサーモン)がそれぞれ決定。漫才師が演じる“漫才師役”という役柄に対し、クランクイン初日、好井は「僕はオーディションを受けていなくて、オーディションの練習役だったんです。そんな素の状態で受かったのなら素のままでいこう、と。今はそう腹をくくっているので、すべて楽しいです」とコメント。また以前より神谷役の波岡から「本当にやりやすい」とお墨付きをもらった村田は「僕に関しては奇跡ですよね。東京に出てきてからくすぶっていたので、是が非でもいい結果を残したいと思います」と思いを語った。

 総監督を務めるのは、『さよなら歌舞伎町』『ストロボ・エッジ』などを手掛けた廣木隆一。「文学的で、洗練された感じ」と原作を読んだ際に感じたという廣木監督は、「原作の世界観を壊さず、文字の持つ表現や、風景・間・テンポなどの文体の行間をうまく映像で表現したい」と語る。廣木監督が自らメガホンを取るのは、第1話、第9話、最終話の計3話となっている。

 Netflixオリジナルドラマ『火花』は、2016年春、全10話(約450分)の作品となって、世界各国にてストリーミングがスタートされる。

◼︎公開情報                                   
Netflixオリジナルドラマ『火花』
2016年春オンラインストリーミング予定
キャスト:林遣都、波岡一喜、門脇麦、好井まさお、村田秀亮、菜葉菜、山本彩、染谷将太、田口トモロヲ、小林薫
総監督:廣木隆一
監督:白石和彌、沖田修一、久万真路、毛利安孝 
原作:又吉直樹著「火花」(文藝春秋 刊)
脚本:加藤正人、高橋美幸、加藤結子
制作プロダクション:ザフール パイプライン
制作:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
製作:YDクリエイション
(C)2016YDクリエイション
オフィシャルHP
Netflix『火花』公式Twitter(@hibanajp)

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