絵本『母と暮せば』発売決定 文を山田洋次監督が、絵を森本千絵が手がける

『母と暮せば』絵本発売決定

 12月12日(土)より公開される、山田洋次監督の83作目となる最新作『母と暮せば』が、絵本化することが決定した。文を山田洋次監督が、絵を森本千絵が手がけ、講談社より11月19日(木)に発売される。

 『母と暮せば』は、1948年8月9日に長崎で助産婦として暮らす母のもとへ、3年前に原爆で亡くしたはずの息子がひょっこり現れ、楽しかった思い出話や、残していった恋人の話をして過ごす二人の日々を描いたファンタジー。作家・井上ひさしが広島を舞台に描いた小説『父と暮せば』と対になる作品として、山田監督が終戦70年となる今年、映画化に臨む。母・伸子役に吉永小百合、息子の浩二役に二宮和也、浩二の恋人・町子役に黒木華がキャスティングされている。

 絵本版の『母と暮せば』は、山田洋次監督自身の文章に、先端アーティストの森本千絵が絵をかき下ろし、実写映画とはまたひと味違う独自のファンタジー世界が描かれた、大人向けの作品に仕上がっているという。

■絵本情報
発売日:2015年11月19日
定価:本体1,800円(税抜き)
A4判 40ページ ISBN:978-4-06-219848-6
講談社

■公開情報
『母と暮せば』
12月12日(土)全国ロードショー
キャスト:吉永小百合 二宮和也
黒木華 浅野忠信 加藤健一
広岡由里子 本田望結 小林稔侍 辻萬長 橋爪功
監督/山田洋次 
脚本/山田洋次・平松恵美子製作/「母と暮せば」製作委員会
制作・配給/松竹株式会社
(C)2015「母と暮せば」製作委員会
https://hahatokuraseba.jp/
公式Facebook: https://www.facebook.com/hahatokuraseba/
公式Twitter:https://twitter.com/hahato_kuraseba

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