地方都市の雑居ビルで働く5人を描く連作短編集『第三きぼうビル 誰も主役じゃない日々』刊行へ

 『おまわりさんと招き猫』シリーズで知られる植原翠の新作小説『第三きぼうビル 誰も主役じゃない日々』が、9月24日にことのは文庫(マイクロマガジン社)より発売される。

 本作は、地方都市の裏路地に佇む3階建ての雑居ビル『第三きぼうビル』を舞台にした連作短編集。1階の居酒屋、2階のベンチャー企業事務所と美容室、3階の探偵事務所で働く年代も職業もバラバラな5人が織りなす、ささやかな日常を描く。

 登場するのは、自称探偵のオーナー、気まぐれな居酒屋の大将、毒舌美容師の姐御、ベンチャー企業のパリピ社長、ダウナー系大学生のバイトの5人。彼らの生き生きとした会話劇が、時にクスッと笑え、時に心にじんわりと染み入るやり取りとして展開される。

 著者の植原翠は静岡県出身の作家で、2016年に『LIMIT』でAmazonPOD大賞を受賞。既刊に『喫茶「猫の木」』シリーズ、『手作り雑貨ゆうつづ堂』シリーズ(マイナビ出版ファン文庫)、『浅倉さん、怪異です! 県庁シンレイ対策室・鳥の調査員』(角川文庫)などがある。2024年には『おまわりさんと招き猫 秘密の写真とあかね空』で第12回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門第1位を受賞した。

 装画を手掛けるのは、『青くて痛くて脆い』(KADOKAWA)や『コンビニ兄弟』シリーズ、『世界でいちばん透きとおった物語』(ともに新潮文庫nex)などの装画で知られる人気イラストレーターのふすい。電子版の巻末には、ふすいによるカバー用イラストがそのまま収録される。

 あわせて、一部書店では購入特典として植原翠書き下ろしショートストーリーが用意される。谷島屋、駿河屋、未来屋書店でそれぞれ書き下ろしSSペーパーまたはリーフレットが配布される。

■書誌情報
『第三きぼうビル 誰も主役じゃない日々』
小説:植原翠
イラスト:ふすい
価格:781円(税込)
発売日:9月24日
出版社:マイクロマガジン社(ことのは文庫)

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