粉もん、おばちゃんから未来のIRまで! 大阪の経済と文化を網羅した書籍『大阪ビジネス』刊行
在阪テレビ局の報道記者である大野雄斗による書籍『大阪ビジネス』が、6月19日にクロスメディア・パブリッシングより刊行された。
本書は、大阪の地理・観光・グルメ・食品産業・製造業・医薬品・商習慣・文化、そして未来のIR計画までを、9つのテーマからビジネス視点で多角的に読み解いた一冊。歴史・文化・企業・人間性・未来を横断的に描き、大阪の「過去・現在・未来」を一冊で俯瞰できる構成になっている。
著者の大野は愛知県出身。京都大学に進学後、在阪テレビ局に入社し、報道記者として大阪府警担当や経済取材など幅広い現場を経験してきた。大阪人ではない“よそ者”の視点から大阪を観察し続けてきたからこそ捉えられる、地元の人が当たり前と思っている大阪の魅力や強みが本書には記されている。繁華街での「飴ちゃんおばちゃん」との遭遇、天神橋筋商店街での街頭インタビューなど、記者ならではの体験談も随所に散りばめられている。
第9章では、2030年秋頃に開業予定のIR(統合型リゾート)の全貌を解説。年間約2000万人の集客、約5200億円の売り上げ、近畿圏への年間約1兆1400億円の経済波及効果など、そのインパクトを具体的な数値と共に紹介する。一方でギャンブル依存症対策や環境問題といった懸念点についても取り上げ、メリットとデメリットの両面から分析。さらに、リニア中央新幹線の開通による東京・大阪間67分時代の到来が大阪にもたらす変化についても展望する。
本書の構成は、第1章「キタ・ミナミから学ぶ大阪の地理の世界」、第2章「吉本新喜劇から学ぶ大阪のエンタメと観光の世界」、第3章「粉もんから学ぶ大阪グルメの世界」、第4章「インスタントラーメンから学ぶ食品業の世界」、第5章「町工場から学ぶ大阪の製造業の世界」、第6章「薬の町から学ぶ化学・医薬品の世界」、第7章「「やってみなはれ」から学ぶ大阪の商習慣の世界」、第8章「大阪のおばちゃんから学ぶ大阪の文化の世界」、第9章「IRから学ぶこれからの大阪ビジネスの世界」となっている。
■書誌情報
『大阪ビジネス』
著者:大野雄斗
価格:1,848円(税込)
発売日:2026年6月19日
出版社:クロスメディア・パブリッシング