地方から環境企業へ 産業廃棄物に挑んだ起業家の55年を描く一冊

 『ある起業家の挑戦 三光55年のあゆみ』(中央公論新社)が1月22日(木)に発売される。

 ゴミにお金をかけるという意識が皆無だった時代、産業廃棄物の世界に飛び込んだ男がいた――高校卒業後のサラリーマン時代から、独立自営の思いをあたため、30歳で創業。“いち早く動く”行動力とチャレンジ精神で、石油から産業廃棄物の世界へ。その後、事業の基盤を整えた後には、すっぱりと息子二人へ事業承継。それでも、今もやりたいことは尽きない。すべてのビジネスパーソンを熱くする、地方の“ある起業家”の物語。

 創業から55年目の三光は、2025年度のグッドカンパニー大賞の優秀企業賞(中国・四国地方)を受賞し、いまや山陰有数の総合環境企業。本書は創業者・三輪博美の挑戦と挫折、そして成長の歩みをまとめた書籍となる。

目次

第1部 創業者が語る
 第1章 〈萌芽〉―誕生から高校時代まで
 第2章 〈独立自営〉―出光興産の会社員時代
 第3章 〈創業〉―「油の販売」から「ゴミ処理業」へ
 第4章 〈挑戦〉―トライアルアンドエラーで新領域へ
 第5章 〈新機軸〉―次なるステージに向けて

第2部 伴走者が見た三光の軌跡
 伴走者が語る❶ 牧裕文(日本政策投資銀行 取締役常務執行役員)
 伴走者が語る❷ 阿部泰典(境港市余子公民館 館長)
 伴走者が語る❸ 岩﨑勝也(三光ホールディングス 執行役員 参与)
後継者が語る
 三輪陽通(三光ホールディングス 代表取締役CEO)×三輪昌輝(三光 代表取締役社長)
  Part1 産廃業界での仕事の始まり
  Part2 「三光」を継ぐ
  Part3 新しい「三光」をつくる

著者情報

三輪博美(みわ・ひろみ)
1941年、島根県生まれ。松江市内の出光興産直営給油所に就職。72年に独立して、鳥取県境港市に三光産業を創業。81年、産業廃棄物処理業、廃油処理事業の許可を取得。2002年潮見工場を竣工。03年江島工場内にRPF(固形燃料)製造部門を新設するなど、三光グループの基礎を創り上げた。08年、社長を退任し、会長に就任。09年より三光株式会社の相談役を務める。

■書誌情報
『ある起業家の挑戦 三光55年のあゆみ』
著者:三輪博美
価格:2,090円(税込)
発売日:2026年1月22日
出版社:中央公論新社

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