『アンデル』復刊号が早くも重版 中央公論新社、創業140周年特別企画が話題
中央公論新社は2026年に創業140周年を迎えるなか、特別企画として1月9日に『アンデル 小さな文芸誌』を復刊。1月13日には即重版するなど、話題を呼んでいる。
2015年から4年間刊行していた文芸誌『アンデル』は、100万部超のベストセラーとなった原田ひ香『三千円の使いかた』や、海外でも高い評価を受けた松田青子『おばちゃんたちのいるところ』など、話題の作品を多数生み出した。本誌は中央公論新社の創業140周年特別企画として、2026年より2年間限定で復刊される。
新創刊号のラインナップは朝比奈秋『アンチエイジングクラブ東京』、石田夏穂/犬怪寅日子による読み切り短編、アンドレ・デビュース 村上春樹訳の翻訳小説、古賀及子/辻村深月/ひらいめぐみ/町田そのこのエッセイ、はらだ有彩のコミック、最果タヒの詩、コジヤジコの回文。創刊号から芥川賞作家の朝比奈秋が初の連載に挑み、3号からは小川糸が新たな物語を紡ぐ。
書店員からは「ハイカルチャーとサブカル、純文学と娯楽小説、そんな区分けに囚われることなく、子供の頃から様々な文化に触れてきた現代の若者にピッタリの文芸誌だと思いました。ふだん、文芸誌を読まない人にこそ、ぜひ手に取ってほしいです。」(紀伊國屋書店新宿本店・常世田)、「初速がよく、もっと売れそうな印象です。朝比奈秋さん、小川糸さん(3号から)、石田夏穂さんなど、注目している作家さんが多数名を連ねているのもいいですね。初めましての作家さんと出会う入口の雑誌として手に取っていただけると、素敵だと思います。」(紀伊國屋書店梅田本店・奥野)、「大好きなアンデルが帰ってきた! なんにも読めないときでも、不思議とするする読めてしまう魔法のような文芸誌です。」(ジュンク堂書店池袋本店・市川)といったコメントが寄せられている。
■書誌情報
『アンデル1 小さな文芸誌』
価格:330円(税込)
発売日:2026年1月9日
出版社:中央公論新社