『アオアシ』感動の最終巻発売! 作者・小林有吾描き下ろし「アシトと福田」イラストに涙

 『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で10年連載された大ヒットサッカー漫画『アオアシ』。完結となる単行本第40巻が8月29日(金)に発売された。


 最終巻の発売を記念して【アオアシ】公式X(@aoashiofficial)では、作者の小林有吾が描いたイラストがポストされた。

 『アオアシ』はサッカーに真っ直ぐな愛情を注ぐ、愛媛出身の主人公・青井葦人がプロのサッカー選手を目指し奮闘するストーリー。愛媛のサッカー少年だったアシトがJリーグのユースチーム監督・福田達也と出会ったところから物語は始まる。今回ポストされたイラストはアシトと福田が肩を組み笑い合っているイラスト。時に厳しくもアシトの可能性を誰よりも信じ、指導してきた福田のこの笑顔は『アオアシ』読者の心にグッと刺さることだろう。

 完結を祝して「『アオアシ』完結第40集発売記念PV」も制作された。「愛媛の一人の少年が、プロのサッカー選手を目指す物語。」というシンプルなコメントとともに、漫画のコマや名シーンを繋ぎ合わせた映像が投稿。感動を呼んだ完結編にピッタリとマッチするPVに仕上がっている。

 漫画ファン・サッカー関係者のみならず芸能界にもファンが多い『アオアシ』。愛媛のあいテレビでは完結を受けて「盛山龍二くるまの #アオアシ偏愛TV」という番組が放送された。公式X (@itv6_official)には、「伝えたくても伝えようがなかったので、最後にこの場を借りて言わせてください。『小林先生へ ぼくらは皆 アオアシが 大好きです。」という文字が書かれた画像をポスト。「小林先生に届け!」というコメントも記され、『アオアシ』完結への深い感謝と愛情が見て取れる投稿だ。

 サッカー界のユースを舞台に、迫真の試合描写に息を呑む場面も多くあった『アオアシ』。アマチュアとプロの間でもがき苦しみ揺れ動く少年たちのリアルが描かれた稀有なスポーツ漫画だった。これからの青井葦人の選手人生を想像してしまう『アオアシ』ロスの読者も多いのではないだろうか。アニメの2期も2026年に放送を控えている。しばらくは『アオアシ』の世界に浸っていられそうだ。

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