『青春ゲシュタルト崩壊』著者・丸井とまとの最新作『インスタントな恋だった』発売へ
丸井とまと『インスタントな恋だった』(主婦と生活社)が8月1日に発売される。
本作は佐藤新&渡邉美穂主演の映画『青春ゲシュタルト崩壊』著者・丸井とまとの最新作。中高生向けのブルーライト文芸書籍レーベル「セツナイ青」シリーズの第1作となる。
SNSで依頼を受ける「#インスタント恋愛」。一回一万円という値段で、一部の女子高生たちの間で噂が広まっていた。
「ひとりが寂しいときや、彼氏が必要なときなど、様々な事情で活用できる手軽な恋愛ごっこをしませんか? 希望の設定や服装、髪型などを記載してインスタント恋愛公式アカウントのDMからご依頼ください。」――。
今まで誰とも付き合ったことのない高校三年生の葵は、あるときSNSで見かけた「#インスタント恋愛」というタグが気になり、調べてみる。所謂レンタル彼氏のようなものだとわかり、興味を抱いた葵は、おそるおそる依頼し、一週間後に会うことに。
果たしてやってきたのは、理想通りの黒髪好青年の白斗だった。話し上手、聞き上手な白斗のリードによって葵も次第に心を開き、話が弾んでいく。やがて葵になにか心に抱えているものがあることを察知した白斗に優しく問いかけられ、葵は、思わずこれまで誰にも言えなかった恋の秘密を告白するーー。
「#インスタント恋愛」に依頼してくる女子高生たちの恋の事情を、レンタル彼氏の白斗が、優しく寄り添い、共感しながら、彼女たちの恋愛の相談にのり、ともに解決に向かっていく全6話のオムニバスストーリー。白斗が「#インスタント恋愛」を続けている理由とは? そこには白斗のある忘れ得ぬ思いが秘められていた。
切なく愛おしい恋の花束が詰まった極上恋愛青春ストーリー集。
■書誌情報
『インスタントな恋だった』
著者:丸井とまと
価格:1,540円(税込)
発売日:2025年8月1日
出版社:主婦と生活社