『ちいかわ』念願の草むしり検定5級合格でSNS大バズ!  涙あり笑いありの5年間を振り返る

■三度目の挑戦を前に、次々巻き起こるトラブル

 草むしり検定編では、ハチワレの友達想いな性格が表現されているところも大きな魅力だ。あの手この手でちいかわの受験をサポートし続け、合格発表の前夜には自分が受験したわけでも目が冴えてしまう……といういかにもハチワレらしい場面も描かれていた。

 またハチワレとうさぎが合格お守りをプレゼントしようとして、道端にあった祠の石像を怒らせてしまい、ひと悶着が起きる「合格お守り編」というエピソードも存在する。

 そんななか、2025年4月にはちいかわが「草むしり模試」を受ける展開に。前回の受験から4年が経ち、どれほどの知識を身につけたのか試されることになった。ずっと努力している姿が描かれてきたため、素晴らしい成績が出るかと思いきや、その結果は「E判定」という無慈悲なもの。しかも「ちょっとかなり…合格むずかしいよ」という一文まで添えられていて、ちいかわは思わず絶叫する。

 模試の結果を受け、ちいかわは心が折れてしまった様子。初めてハチワレの前で、ネガティブな態度を見せる。だがその場に居合わせたうさぎは、模試の結果を見て解答欄がズレてしまっていることに気づく。そして解答のズレをなくしてふたたび採点したところ、実際は「B」判定だったことが明らかになるのだった。

 さらに三度目の試験当日にも、別の波乱が勃発する。ちいかわが大きな穴に落ちて、試験会場にたどり着けなくなってしまうのだ。絶体絶命のピンチかと思われたが、ちいかわは5級の問題に出てくる知識を活かして、穴から脱出する方法を考案。偶然助けにきたハチワレとともに、窮地を切り抜けてみせる。

 そんなこんなで、ちいかわはようやく試験会場へとたどり着くことに成功。これまでの勉強の日々や、「見直しは大事」という教訓などを思い出しつつ、実力を見事に発揮する。そして最初の受験からおよそ5年越しの悲願を達成するのだった。

 ちいかわの頑張りと、ハチワレやうさぎの友情エピソードが詰まった草むしり検定編。今後は4級、3級に進んでいくかもしれないので、一区切りがついたこのタイミングでおさらいしてみてはいかがだろうか。

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