浅田美代子が表紙に登場 老後への備え方特集『婦人公論』9月号

 8月9日に中央公論新社より発売される雑誌『婦人公論』2024年9月号。今号の表紙を浅田美代子が飾った。

 今号の特集は「備えあれば憂いなし 最後は誰もがおひとり様だから」。ますます増えるシニアの「おひとり様」。年を重ねるほどに老いとどう向き合うか、老後資金は足りるのか、病気にどう備えるか……。老後の準備や心構えについて探っていく。

 10月からの朝ドラ『おむすび』出演が発表された池畑慎之介。50年以上ひとり暮らしを続ける、おひとり様のベテラン。今は老後を見据えたエレベーターつきの一軒家を建て、自由な生活を楽しんでいるのだという。おひとり様の秘訣を聞いた。

 コンサート中心の活動に加え、「音楽も自然みたいなもの」と自然豊かな地で暮らす南こうせつ。ライフワークでもある野外イベント「サマーピクニック」がまもなく最後を迎える、いまの思いとはーー。

 市川染五郎時代、14歳での『ハムレット』。1991年、18歳での『葉(は)武列土(むれっと)倭(やまとの)錦絵(にしきえ)』のロンドン公演。そして2018年の幸四郎襲名。最近では映画『鬼平犯科帳 血闘』で、祖父、叔父が演じた「鬼平」を受け継いた。芸盛り、男盛りの松本幸四郎にその転機を聞く。

 おいしく食べる、笑う、話すなど、人生を楽しめるかどうかのカギは「歯と口」が握っている。さらに、口の中の状態は認知症を始めさまざまな病気に関わってくるのだという。適切なブラッシングの手順や口の老化を防ぐ習慣を探る。

 漫画家、俳優としての顔も持ち、多彩に活躍しているお笑い芸人の矢部太郎。20年程前から集めているのは、世界各国の歯ブラシだと言う。「僕が世界中の歯ブラシを集めるわけ」を聞いた。

 話題の朝ドラ『虎に翼』の主人公のモデルとされる三淵嘉子は、日本初の女性弁護士のひとり。三淵からその母校で教えを受け弁護士となった手塚正枝は、92歳のいまも現役。4人の子を持ち、長女の難聴と向き合いながらも法曹の仕事を諦めなかった、手塚さんの人生とは。

 広島での被爆体験をもとに、中沢啓治が描いた漫画『はだしのゲン』。今も、日本のみならず、世界中で読まれている。作者はどんな思いでこの作品を描いたのか。啓治の没後12年を迎えた広島で、妻のミサヨさんに聞いた。

 初演より50周年を迎えた宝塚歌劇の大ヒット作『ベルサイユのばら』が、10年ぶりに宝塚大劇場に蘇った。フェルゼンを演じる雪組トップスター、彩風咲奈の退団公演となる本作を、5枚の写真でレポートする。

■書誌情報
『婦人公論』2024年9月号
発売日:2024年8月9日
定価:840円(税込)
最新号予告ページURL:https://fujinkoron.jp/list/nextissue

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