『ブルーロック』超絶ドリブラー・蜂楽廻に刮目せよ ピッチに降り立った“かいぶつ”が魅せるイマジネーション

エゴイスト=ドリブラー、作品世界の体現者

 ポルトガル語で「怪物」「超常現象」という意味を持つFenômeno(フェノーメノ)という単語がある。これは、かつてバルセロナやインテル、レアル・マドリードといったビッグクラブで活躍した元ブラジル代表、ロナウドことロナウド・ルイス・ナザーリオ・デ・リマの愛称でもある。蜂楽もまた、ロナウドと同様の異名で多くのファンから讃えられる日が来るだろう。

 エゴイストだらけ、感情剥き出しのプレーヤーが登場する本作において、ただただサッカーの楽しさを読者に見せてくれる蜂楽廻の存在は『ブルーロック』の希望であり、ひいては日本サッカー界の希望であることは疑いようがない。

 近い将来、日本代表のとっておきの切り札として海外の猛者を手玉に取る超絶ドリブルでサポーターを沸かす姿を見ることができるだろう。彼の今後のさらなる進化に注目して欲しい。

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