【漫画】旅館オーナーは元“伝説の殺し屋”? Xで読めるオリジナル漫画『モリの温泉旅館』が読み応え充分

 弱そうだけれど強い、悪そうだけれど優しいーーなど、様々なギャップを持つ、漫画の人気キャラクターたち。そのギャップが大きいほど魅力的に映るが、12月上旬にXに投稿されたオリジナル漫画『モリの温泉旅館』も、そんな主人公が躍動する見ごたえ充分な作品になっている。

 出版社に勤務する難波はなかなか良い記事が書けずに困っていると、編集長から伝説の殺し屋・葉木茂利がオーナーを務めているという旅館に潜入取材するように命じられる。そして、難波はいわくつきの旅館である“杜ノ温泉旅館”に足を運ぶ。出迎えたのは葉木は、紙袋を被っていた。あまりに謎すぎる姿に動揺する難波だったが、この男が本当に伝説の殺し屋なのか調べ始めて――。

 幼少期から漫画家になりたいと考えながら、一度は看護系の専門学校に進学したという作者の鶴海七さん(@tsuru3_7)。漫画家になることへの情熱が消えず、看護師の免許を取得した後に上京。現在は漫画家のアシスタントとして働きながら、賞に応募するための作品を日々制作しているという。そんな鶴海さんに、なぜ本作を手がけたのかなど話を聞いた。(望月悠木)

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