11カ国で刊行、多数の賞にもノミネート 世界200種以上の文字を紹介する図鑑に注目
ウクライナ出身でドイツ在住のアーティストである作者が、コマ割りのイラストで奥深い文字の世界へといざなう魅力あふれる一冊『世界 文字の大図鑑 謎と秘密』(西村書店)を発売した。
約5500年前に文字は発明された。石や骨に模様を刻んでいた時代から長い時を経て、いまやコンピュータには15万もの文字を表示できるようになり、日々、人々は膨大なメッセージを送り合っている。
世界中で生まれた最初の文字とはどのようなものだったのか? 文字の考案者はどんな人なのか? 言語・社会・歴史・文化を背景に、多種多様な文字の世界を大胆に描く。
膨大な記憶を次の世代へ受け継ぐために生まれた文字。現在確認されているだけで290以上もの文字体系がある。古代文字から現代の文字、宗教や文学のために作られた文字も。文字の世界は実に多種多様で、そこには数多くの謎も残されている。
書誌情報
■書名:世界 文字の大図鑑 謎と秘密
■ヴィタリ・コンスタンティノフ 文・絵/青柳 正規 監修/若松 宣子 訳
■ISBN:978-4-86706-045-2 ■定価:3190円(本体2900円+税)
■刊行日:2023年10月18日 ■体裁:A4変型・上製 ■ページ数:72ページ
■発行・発売:西村書店
■販売場所:全国書店、ネット書店ほか