マイケル・ジャクソン写真展が横浜で開催 「史上最も成功したエンターテイナー」に迫る

 没後早くも約15年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代からも人気があり、多くのファンを魅了し続けているのがマイケル・ジャクソンだ。

 この度その写真展「MJ~ステージ・オブ・マイケル・ジャクソン~」が神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)で2023年10月7日~2024年3月3日(126日間)まで開催されることが決定した。写真作品およそ100点が展示されるという。

 2009年6月25日没後早くも約15年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代を含む多くのファンを魅了し続けているマイケル・ジャクソン。本展では、マイケル・ジャクソンの代表作からのスチール写真をアーカイブするとともに、世界中のファンを熱狂の渦へと巻き込んだ3つのワールド・ツアーでの圧巻のライブ・パフォーマンスを通して、映像と写真が今日までの音楽の発展に果たした役割を考察する。

 1958年8月29日、アメリカ合衆国西部の産業都市インディアナ州ゲイリーの大家族の元に誕生したマイケル・ジャクソン。1969年、5人組兄弟グループ「ジャクソン5」の最年少リード・シンガーとしてデビューするやいなや、4曲連続シングル・ヒット・チャート首位獲得という記録を打ち立てスーパースターに。

 その後、ソロ・アーティストとして1982年に発表したアルバム《スリラー》は全米チャート37週連続1位、第26回グラミー賞では8部門受賞という偉業を達成。1980年代から1990年代、音楽業界が最高潮を迎える中、「プロモーション・ビデオ」と呼ばれ、単なる宣伝材料として捉えられていた音楽ビデオを「ショート・フィルム」(短い映画)と新たに定義、芸術作品として昇華させたこともマイケル・ジャクソンが生み出した大きな革命のひとつ。

 音楽と見事な調和・融合をみせた映像、彼自身の類まれなるダンス・パフォーマンスと演出家としての才能は、ビジュアル・イメージが重要な役割を果たす現在の音楽シーンの礎を築いた。その功績は「史上最も成功したエンターテイナー」として語り継がれ、2009年6月25日没後早くも約15年の歳月が流れた今なお、彼のリアルタイムでの活動を知らない若い世代を含む多くのファンを魅了し続けている。

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