アンガールズ・田中卓志、書き下ろしも加わった初のエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』

 お笑いコンビ・アンガールズとして多数のレギュラー番組を抱えつつ、MC、トーク、ロケ、リアクション芸、Podcastのパーソナリティーなど、多ジャンルで活躍中の田中卓志。今年初めには結婚も発表され、公私ともに絶好調の田中だが、この度、初めてのエッセイ集『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』(新潮社)が、8月31日に刊行されることが決定した。

 連載の20編に加え、本書には2編の書き下ろしが収録される。相方・山根との約20年の付き合いを綴る「相方か友達か」(第一印象はお互い「キモい」だったとか)と、長年の女性不信から脱し、春を迎えた心境を綴る「結婚相手の条件」の2編。

 真面目すぎる性格なのにふざける仕事を志し、第一印象が「キモい」だった山根とコンビを組み、港区女子合コンの悔しさをバネにめでたく結婚。人気芸人の悲喜こもごも(悲、強め)の日常は、クスリと笑えて妙に共感。「ベスト・エッセイ2022」にも選出され280万人が涙した、母のお弁当の思い出を綴った「最高の食事」も収録。

 「小説新潮」で連載していたエッセイが本になりました。学生時代にいじめにあっていたエピソードや、「ベスト・エッセイ」にも選んでいただいた母との番組収録の話、芸人としてご飯を食べられるまでの地獄の日々等、様々なエッセイを書かせていただきました。是非手にとっていただけると嬉しいです。エッセイスト田中からのお願いです。――田中卓志

書籍データ

【タイトル】ちょっと不運なほうが生活は楽しい
【著者名】田中 卓志
【判型】四六判(224ぺージ)
【定価】1,595円(税込)
【発売日】2023年8月31日
【ISBN】978-4-10-355281-9

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