加藤シゲアキ、累計25万部を突破した直木賞候補作『オルタネート』新潮文庫から発売

 第164回直木賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、2021年本屋大賞ノミネート、ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR 2021 小説部門第1位、第8回高校生直木賞受賞……文壇からの高い評価と、読者からの熱烈な支持。その両者を獲得した加藤シゲアキ著『オルタネート』文庫版が、本日6月26日に発売となる。発売を記念して「小説新潮」7月号では作家・今村翔吾氏との対談を、さらに表紙を飾る「波」7月号では著者インタビューも掲載している。

 直木賞候補となり、本屋大賞を受賞した傑作青春小説『オルタネート』の文庫版が発売となった。文庫化にあたり、著者・加藤シゲアキ氏自身による書下ろしの「あとがき」、重松清氏による「作家・加藤シゲアキ論」ともいうべき読み応えたっぷりの文庫解説も収録している。

 また『オルタネート』文庫版を記念して、発売中の月刊誌「小説新潮」7月号に親交のある直木賞作家・今村翔吾氏との対談を掲載。同世代ならではの熱いトークを繰り広げている。さらに、6月27日発売の新潮社PR誌「波」7月号の表紙にも登場。作家としての新たな覚悟に満ちた著者インタビューに加え、『オルタネート』を愛読する福田里香氏&珠川こおり氏によるダブル書評も掲載している。

■加藤シゲアキコメント

 「本作は、普段あまり本を読まない高校生にも小説の楽しさを知ってほしいと思って書きました。しかし蓋を開けてみれば高校生だけでなく、私より年上の方からもたくさんの反響をいただきました。著者が一番小説のポテンシャルを信じていなかったと反省しつつも、文庫化に際して改めて読み直したのですが、甦ってくるのはどれも美しい記憶でした。 
 『オルタネート』は、本当に私を遠くまで連れていってくれた。そしてテーマ同様、私を大きく育ててくれました。 
 こんなに自著に感謝することはこの先ないかもしれません。 
 胸を張って、言わせてもらいます。 
 本作は私、加藤シゲアキの代表作です。 」

 ――加藤シゲアキ 

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