最上もが、初フォトエッセイ 34歳元アイドルでシングルマザー「生きづらい日々を変える」ための“も学”の内容

 2011年アイドルグループ「でんぱ組.inc」のメンバーとして芸能界にデビューをした最上もが。

  2017年にでんぱ組.incを脱退し、映画、ドラマ、バラエティ、ファッション誌など幅広く活動をし華々しいキャリアを送る中で、2021年第一子出産。育児と仕事の両立に奮闘をしながらさまざまな経験を積んだ彼女が初のフォトエッセイを刊行することが決定した。

 本書の収録内容は、仕事・対人関係・親との関わり方、自分の気質や病気との付き合い方、性・L G B T Q ・恋愛、コンプレックス、妊娠・出産・育児など誰しもがそれぞれのステージで悩みを抱えることに対してのことが著されている。「もしも魔法が使えたら? 私の願いは変わらない」という最上もが。

 写真家・桑島智輝氏によるアーティスティックな撮り下ろし写真も目をひく一冊となっている。

 この本には最上もがの〝考え方〟と〝人生の一部〟を詰め込んでいます。34年間生きてきて学んだことでもあり、私にとっての処世術のまとめのようなものです。〝今〟に絶望していても、未来がそうなるわけではありません 誰かを救う、なんて烏滸がましいことを思っているわけではありません。あなたの〝疑問〟に〝答え〟が見つかるかはわかりません。 ただ、私の考えが何かの気づきになったり、あなたの悩みに少しでも寄り添えたらいいなと思って、この本を書くことを決めました。(本書「はじめに」より)

 最上もがの処世術は、きっとさまざまな悩みを持つ人にとって何かしらの気づきを得ることにつながることだろう。

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