益田ミリ『小さいわたし』原画展開催 青山ブックセンター本店にて原画44点を公開

テレビ東京で放送中の深夜ドラマ『僕の姉ちゃん』の原作者で、「すーちゃん」シリーズや『今日の人生』などさまざまなヒット作を書いている益田ミリ。そんな彼女の4年半ぶりの書き下ろしエッセイ『小さいわたし』(ポプラ社刊)の原画展が、8月31日(水)~9月13日(火)に青山ブックセンター本店で開催される。書籍に未収録の原画から、最初に描いたカバーラフまで、原画44点を展示した盛りだくさんの内容だ。

 文庫『おとな小学生』の原画とコミック部分のパネルも一部展示するという。小学校1年生のきらきらしていた日常を切り取った原画の数々。一生懸命に四つ葉のクローバーを探したり、光る泥団子を作ったり、砂場でアリの王国を作ったり……原画を見て、些細なできごとに楽しみを見つけていた「あの頃」の気持ちを思い出してみたい。

原画展情報

日程:2022年8月31日 (水) 〜 2022年9月13日 (火)
時間:平日 10:30~21:00
   土日 10:00~21:00
   *最終日は17:00まで
   *状況により、営業時間の変更する場合あり。出かける前に要確認。
料金:無料
会場:本店・ギャラリースペース

『小さいわたし』内容紹介

子ども時代を、子ども目線でえがく。益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイ。

幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづる。「入学式に行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「サンタさんの家」など、四季を感じるエピソードも収録。かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。38点の描き下ろしカラーイラストも掲載。

「こども時代は本当に短いものです。長い人生のほんのひととき。なのにプリンのカラメルソースみたいに他の部分とはちがう特別な存在です。人がいきなりおとなに生まれるのだとしたら味気ないに違いありません。」(「おわりに」より抜粋)

プロフィール

関連記事